この記事では「お恥ずかしいかぎりです」について解説をします。
「お恥ずかしいかぎりです」とは?意味
自分の欠点や過ちなどを自覚して、世間の人にうつる自分の姿を悪く感じるといった意味です。
「お恥ずかしい」は「恥ずかしい」という意味で、自分の欠点や過ちなどを自分自身ではっきりと知り、体裁悪く感じるさまをいいます。
「お」は尊敬の意を表す語、丁寧・上品に表現する語です。
尊敬の意を表す場合は、敬うべき人の行為について使われます。
この場合は自分の行為についてなので、丁寧に表現する意味になります。
「かぎり」は特定の場合や限定、その範囲の内という意味です。
「です」は丁寧な意を表す言葉です。
「お恥ずかしいかぎりです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
自分の失敗などについて体裁悪く感じたときに使用する言葉です。
自分の行為に対してだけ使用をし、相手のことには使用しません。
店員と客のやり取りで説明をします。
お客様から店員に質問がありました。
販売されている食品の調理方法を詳しく知りたいようです。
店員は産地や栽培方法などについては詳しく知っていたのですが、調理方法には詳しくありませんでした。
販売しているものについての知識は当然持っていると思って、お客様は質問をしています。
お客様から尋ねられたことに応えられないのは、店員として恥ずかしいことかもしれません。
そのときに、恥ずかしいことを店員が自覚した場合に、この言葉が用いられる場合があります。
店員と客とのやりとりの場合、客に対して不利益なことをしてしまっているので、謝罪の言葉も一緒に述べます。
この言葉だけでは謝罪の気持ちが伝わらず、客によっては怒りだすことがあります。
そのため、「申し訳ございません」などと丁寧に謝罪を述べます。
恥ずかしいと自覚をしたなら、同じことがないように勉強するなど必要でしょう。
さまざまな知識を得ることで、さまざまなケースに対応することができ、体裁悪く感じる場面が減るはずです。
「お恥ずかしいかぎりです」を使った例文
・『この程度のことを知らないとは、お恥ずかしいかぎりです』
・『調査が不十分でお恥ずかしいかぎりです』
「お恥ずかしいかぎりです」の返答や返信例
返事をする必要はありません。
また同じことがないように注意をしたいなら、指摘をしてもよいでしょう。
相手が謝罪をしているようなら、しつこく問い詰めないようにします。
まとめ
自分の過失などについて体裁悪く感じたときに使用する言葉です。
謝罪の際に用いられることがありますが、これだけでは申し訳ないという気持ちは伝わらないので、丁寧な謝罪の言葉とともに用いるようにします。