この記事では「日を改めて」について解説をします。
「日を改めて」とは?意味
他の日にするという意味です。
「日を改める」に「て」をつなげています。
「日を改める」は、他の日にするという意味です。
「改める」には、新しいものにする、古いものと新しいものを入れ替える、悪い点をよい方向に変える、服装や態度をきちんと整える、正しいかを調べて確かめるなどの意味があります。
この言葉の場合は、新しくするという意味合いで用いています。
「日を改めて」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かをするのに都合が悪かったため、別の日にするときに用います。
お見舞いのことで説明をします。
Aさんの先輩にあたる人が入院をしました。
そこで、Aさんはお見舞いに行くことにしました。
病院について部屋を訪ねてみると、そこに先輩はいませんでした。
奥さんが椅子に座っていたので話を聞いてみると、今検査をしているところだそうです。
検査には時間がかかり、先輩が病室に戻ってくるまで病院で待っていても迷惑になると思い、別の日にお見舞いに来ることにしました。
今日はやめて別の日にしますという意味で、この言葉をAさんから奥さんに伝えます。
この場合だと「て」の後には「また来ます」という意味の言葉が続きます。
「て」で言葉を切ってしまうと中途半端な印象を与えるので、どうするのかを表す言葉を後に続けましょう。
他にも、別の日に報告をする、別の日に開催するなどの場合にもこの言葉が使われています。
他の日とはいつなのか、具体的に示すこともあれば、示さないこともあります。
相手と都合をあわせる必要があるならば、具体的な日を決めておいた方がよいでしょう。
「日を改めて」を使った例文
・『日を改めて伺います』
「日を改めて」の返答や返信例
この後に何が伝えられるのかによって、返す言葉が変わります。
お見舞いに来てくれたけれど、入院をしている本人がいなかったとします。
その場合は、来てくれたことへのお礼と、何度も足を運ばせることへの謝罪をするとよいでしょう。
別の日に報告をしますという場合ならば、その日になるまで待っています。
当日になったら報告をしてくれるはずです。
その日がいつなのか、この言葉を伝えている時点では、まだはっきりしていないことがあります。
日にちがはっきりとしたら伝えてくれることでしょう。
まとめ
この言葉は、ある日では都合が悪いため、別の日にするときに用います。
お見舞いをしたけれど本人がいなかったから別の日にまた来る、今日は報告できないから別の日に報告するなどの場面で用いるものです。
「て」の後に言葉を続けて使いましょう。