「今後このような失礼がないように努めて参ります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「今後このような失礼がないように努めて参ります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「今後このような失礼がないように努めて参ります」について解説をします。

「今後このような失礼がないように努めて参ります」とは?意味

これからは同じような失礼がないように努力をします、という意味です。

「今後」は、この言葉を使っている時点の未来を指します。

「このよう」は、話し手が当面している場面や、つい先ほどあった事柄を指す言葉です。

「失礼」は、礼儀をよく理解していないことです。

「よう」は話し手の意志や決意を表します。

「努め」「努める」のことで、力を尽くすという意味です。

「参り」「参る」のことで、行くの謙譲語・丁寧語になります。

「今後このような失礼がないように努めて参ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側が失礼なことをしてしまい、それについて反省をしているときに用います。

たとえば、AさんがBさんに対して失礼をしてしまったとします。

この行為について、AさんはBさんから叱られました。

叱られたことで、自分が失礼をしたことに気がつき、反省をしました。

このときにAさんからBさんに対して、このような言葉が伝えられます。

今度は別の場面で説明をします。

CさんがDさんに失礼をしてしまいました。

この場には、Cさんの上司もいました。

Dさんは何も言わなかったのですが、この様子を見た上司は「これはいけない」と感じ、Dさんと別れた後にCさんを叱りました。

Cさんは反省をしています。

今後は同じような行為をしないように気をつけたいと思っています。

このような場面でCさんから上司に対して、こういった言葉が伝えられます。

謝罪の言葉ではないので、「申し訳ありませんでした」など謝罪の言葉も述べることが望ましいです。


「今後このような失礼がないように努めて参ります」を使った例文

・『このたびはご迷惑をおかけしました。今後このような失礼がないように努めて参ります』

「今後このような失礼がないように努めて参ります」の返答や返信例

反省をしているようなので、許しを与えられるようならば、許してあげるとよいでしょう。

今後、失礼のないようにするためには、失礼ではない態度とはどういったものなのか理解している必要があります。

具体的にどういった態度をとると望ましいのか、必要な場合は指導をします。

何度も同じことを繰り返しているようならば、指導が必要でしょう。

具体的に伝えることが重要です。

まとめ

この言葉は、話し手側が失礼をしてしまったときに用います。

失礼をしたと思ったならば、すぐに謝罪をすることが望ましいです。

すぐに謝罪をすれば、多少のことなら許してもらえることでしょう。