この記事では「新年にお目にかかれることを楽しみにいたしております」について解説をします。
「新年にお目にかかれることを楽しみにいたしております」とは?意味
年が新しくなってから会えることを楽しみにしている、という意味です。
「お目にかかれる」は「会う」の謙譲語を可能の意にしています。
「れる」が可能の意を表す語です。
「楽しみ」は、満ち足りた気持ちを感じることです。
楽しみにしているのは話し手です。
「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語・丁寧語です。
「ております」は、今の状態を表します。
「新年にお目にかかれることを楽しみにいたしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、新しい年をもうすぐ迎えるときに用います。
新しい年になってから用いるのではないです。
いつごろに用いるという定義はありませんが、12月の終わりころならば不自然ではありません。
たとえば、AさんがBさんと電話で話しているとします。
AさんからするとBさんは敬うべき人です。
2人はしばらく会っておらず、新しい年になったら会いたいとAさんは思っています。
このような気持ちを伝える際に用いる言葉です。
メールや手紙でも用いることができます。
この言葉を伝えている時点で直接会っていることもあり、対面でも用いることもあります。
非常に丁寧な表現なので、目上の人に対して失礼にはなりません。
会うことを楽しみにしているのは、その人に好意を持っているからです。
このような言葉をいわれて、嫌な気持ちになる人は少ないでしょう。
こういった言葉を伝えたならば、実際に会えるように予定を調整します。
会ったときには、態度で喜びを表現するとよいでしょう。
「新年にお目にかかれることを楽しみにいたしております」を使った例文
・『新年にお目にかかれることを楽しみにいたしております。それでは、お体に気をつけてお過ごしください』
「新年にお目にかかれることを楽しみにいたしております」の返答や返信例
自分も会えることを楽しみにしているならば、「私も楽しみにしています」ということを伝えるとよいでしょう。
会いましょうとなったときに、この言葉が伝えられることが多いです。
そのため、「会えません」という返答をすることはほとんどないです。
もしも予定が変わってしまい会えなくなったときには、それがわかってから早めに連絡をします。
楽しみにしていたものがなくなってしまうので、謝罪をするのが望ましいです。
まとめ
この言葉は、新しい年になってから会えることを楽しみにしている、話し手の気持ちを表すものです。
年が新しくなる前に用います。
相手に好意を持っていることが伝わる言葉です。