「ご寄稿をいただき」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご寄稿をいただき」とは? ビジネス用語【一語】

広告業界や出版関係の会社にお勤めの方は、「ご寄稿をいただき」というフレーズを聞いたことがあるのではないでしょうか。

この記事では、「ご寄稿をいただき」というフレーズについて、意味合いや使い方などを、例文を交えながらお伝えしたいと思います。

「ご寄稿をいただき」とは?

フレーズの中で使われている「ご寄稿」とは、「寄稿」という言葉に、丁寧さを表す「ご」という接頭語をつけた言葉です。

「寄稿」という言葉の意味は、「頼まれて原稿を送る」という意味です。

ここでは「頼まれて」という部分がポイントで、頼まれていないけれど原稿を送ることは「投稿」といいます。

また、フレーズの後半で使われている「いただき」の意味には、「○○してくれて〜」という意味合いがあります。

「ご寄稿をいただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使う時の注意点

上の項目の後半で触れた「いただき」についてですが、ひらがなで書かれているところがポイントで、「頂き」というふうに漢字で書いてしまうと、この場合は誤用となってしまうため注意が必要です。

「戴き」というふうに漢字で書くこともできますが、「戴」の字は常用漢字ではないため、「いただき」というふうにひらがなで表記することが一般的です。


「ご寄稿をいただき」を使った例文

・『ご寄稿をいただき感謝いたします』
・『ご寄稿をいただきありがとうございます』
・『ご寄稿をいただきお礼申し上げます』

「ご寄稿をいただき」の類語や敬語での言いかえ

さて、次に類語や敬語について見ていきましょう。

「ご寄稿をいただき」の類似表現

類似的な表現として、フレーズの中の「を」を省いて、「ご寄稿いただき」としても問題ありません。

「ご寄稿をいただき」の敬語表現

このフレーズ自体が既に敬語表現となっているため、敬語にするために特に言い替える必要はありません。

「ご寄稿をいただき」の英語表現

英語表現としては、“for your contribution”というものがあります。

まとめ

今回は「ご寄稿をいただき」というフレーズについて説明しましたが、ご理解いただけましたでしょうか。

例文にあったように、このフレーズに続く言葉は感謝の言葉が一般的です。

こちらから頼んで原稿を送ってもらったとはいえ、原稿を送ってくれた人へ感謝の言葉を伝えることはとても重要です。