ここでは「お楽しみいただければ幸いです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お楽しみいただければ幸いです」とは?
「お楽しみいただければ幸いです」は、楽しんでもらえれば嬉しいと考えて使う表現です。
その相手にそう思ってもらえればというシチュエーションで用いられるので、例えば、自社が開催する何かのイベントに誘う際に、そこで楽しんでもらいたいと思って使ったり、その人が興味のあるものをプレゼントするような時にも用いることができます。
後者の使い方はプライベートなシーンでよく見られ、その人がずっと探していたDVDを偶然見つけたのでプレゼントとして発送する時などに、「お探しのDVDを見つけたのでお送りします。
お楽しみいただければ幸いです」のように使われるという具合です。
「お楽しみいただければ幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お楽しみいただければ幸いです」は、そうしてもらえれば嬉しいという表現になります。
よって、先のようなイベントなどに誘ったり、何かをプレゼントするといった時が用いるいいタイミングですが、少し捻った用い方として、「これから先は今は公開できませんが、その時にお楽しみいただければ幸いです」といったように使うことができます。
この場合、今はそこまでは見せることはできないが、その時になったら楽しんでもらいたいと考えている使い方となっており、このような形でもよく見聞きする表現です。
いずれの使い方でも、少々もったいぶった形でそれを楽しみにしていて欲しい、期待して欲しいという解釈で用いられる表現で、口語、文章のどちらでも用いられています。
「お楽しみいただければ幸いです」を使った例文
・『この度はご参加のご連絡、ありがとうございます。当日はお楽しみいただければ幸いです』
・『続きは来週にはお届けできると思いますので、お楽しみいただければ幸いです』
「お楽しみいただければ幸いです」の類語や言い替え
・『どうぞご期待ください』
同様にこれからのことになる事例に対し、期待していて欲しいという使い方になる表現です。
「お楽しみいただければ幸いです」は、このすぐ直後に行われることや、今渡した内容に対して使うことができますが、こちらはもう少し先のことを楽しみにしていて欲しいという用い方になります。
まとめ
「お楽しみいただければ幸いです」は、その相手に何かを楽しんでもらえればと思って使う表現になります。
そうしてもらえれば嬉しいと伝えることになり、ビジネスシーンでもこの形のまま使って失礼になることはありません。