この記事では「お困りの際は」について解説をします。
「お困りの際は」とは?意味
対処が難しいことがあったなら、悩んでいることがあるならば、といった意味です。
「お困り」は、困ることを相手を敬う表現にしたものです。
困るとは、どのように対処したらよいかわからず悩むこといいます。
また、つらいことがあって苦しく感じるという意味もあります。
肉体的なつらさではなく、精神的なつらさをいいます。
「際」は場合という意味です。
「お困りの際は」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、困っていることがあるなら何かをして欲しいときに用います。
話し手側に相談をして欲しい、というときに用いることが多いです。
水道修理業者のことで説明をします。
この業者が広告を出すとします。
水漏れや排水溝のつまりなどで悩んでいるなら、当社に連絡をして欲しい、ということを広告で伝えます。
ただ、「こんなことに悩んでいませんか」とだけ伝えても、この会社に相談をする人が増えることは期待できないでしょう。
もう少し積極的な呼びかけが必要です。
そこで、この言葉を使用します。
水のトラブルがあるなら当社に連絡をしてくださいと伝えることで、依頼をするように促すのです。
この場合は「お困りの際は、当社にご連絡ください」のような使い方をします。
連絡をしてもらうためには、相手が連絡先を知っていなければなりません。
そのため、この言葉の近くに電話番号やメールアドレスなど連絡先を記載しておきます。
口頭の場合は、名刺を渡すなどしておくとよいでしょう。
企業のホームページの「よくある質問」などにこの言葉を使うこともあります。
困っていることがあるなら、まずこのページを見てください、と示すために用います。
「お困りの際は」を使った例文
・『お困りの際は、○○までご連絡ください』
「お困りの際は」の返答や返信例
困っていることがあるなら相談してよい、という意味で伝えているので、何かあったら相談をしてください。
相談方法は、この言葉とともに伝えられているはずです。
電話番号やメールアドレスなど書かれているなら、そこに連絡をします。
困りごとが何もなければ、何もする必要はありません。
対面で伝えられている場合は、親切な気持ちを示してくれたことにお礼を伝えたり、今は相談することがないと伝えたりします。
もしも何かあったときに頼るとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、困っていることがあるならば、何かをして欲しいと伝えるものです。
相談にのります、連絡をしてください、といったときに用いることが多いです。
悩んでいても相談しにくく感じてしまう人もいます。
こういったことを伝えれば、相談しやすくなることでしょう。