この記事では、「お時間をいただきありがとうございます」の意味を分かりやすく説明していきます。
「お時間をいただきありがとうございます」とは?
「お時間をいただきありがとうございます」は、目上の人が自分たちの為に時間を割いて何かしてくれたことに対しお礼を述べる丁寧な表現です。
「お時間」の「お」は尊敬語、または美化語の接頭辞、「いただき」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形、全体で「時間をつくってもらいありがとうございます」になります。
日出生に丁寧な表現で、目上の人や社外の人にこのまま使えます。
「お時間をいただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意
「お時間をいただきありがとうございます」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、目上の人が困り事などの相談に乗ってくれた時です。
2つ目は、目上の人に意見や考えを聞きたいとお願いして答えてくれた時です。
3つ目は、目上の人を訪問した時に会って対応してくれた時です。
4つ目は、食事や接待などに出席してくれた時です。
相手にお礼を述べる言葉ですので、「お忙しい中」など、相手を気遣う言葉をあわせてつかいましょう。
「お時間をいただきありがとうございます」の言葉の使い方や使われ方
「お時間をいただきありがとうございます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『先日は急なご相談にもかかわらず、貴重なお時間をいただきありがとうございます』
・『本日はお約束外にもかかわらず、お忙しい中お時間をいただきありがとうございます』
・『昨日は弊社での懇親会ご出席のためにお時間をいただきありがとうございます』
「お時間をいただきありがとうございます」の類語や言いかえ
「お時間をいただきありがとうございます」の類語や言いかえは以下の通りです。
「お時間を頂戴しありがとうございます」
「頂戴」は「もらうこと」の謙譲語で、「うやうやしくもらう」という意味です。
「お時間をくださりありがとうございます」
「くださり」は「くれ」の尊敬語「ください」の連用形で、主体が相手になりますが、「いただき」と同じ意味です。
「お時間をいただきありがとうございます」の英語表現
「お時間をいただきありがとうございます」の英語表現は以下の通りです。
“Thank you very much for your time”
「お時間をありがとうございます」になります。
ビジネス英語の定番フレーズとしてよく使われます。
まとめ
今回は「お時間をいただきありがとうございます」について紹介しました。
ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。