この記事では「どれくらいかかりますか」について解説をします。
「どれくらいかかりますか」とは?意味
必要な数量や程度などを問いかける言葉です。
「どれくらい」とは、どれほどという意味です。
「どれ」は不特定のものを指し、「くらい」はおおよその分量や数量などを表します。
「かかり」は「かかる」のことで、時間や費用などを必要とするという意味です。
「到着まで1週間かかる」という場合は、到着に1週間は必要だという意味になります。
「ます」は敬意を表す語、「か」は疑問を表す語です。
「ますか」は質問や疑問の意を丁寧に表したものです。
「どれくらいかかりますか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
時間、費用、数量などを尋ねるときに使用をします。
目上の人に対しては「どれくらい」よりも「いかほど」とした方が適切です。
この言葉だけだと、時間についてなのか、費用についてなのかなどがわかりません。
たとえば、商品を注文して納入してもらうことになったとします。
そのときに「どれくらいかかりますか」と相手に問いかけた場合、商品の合計金額なのか、納入までにかかる期間なのかがわかりません。
そのため、何についてなのかを述べるようにします。
費用についてなら費用、時間についてなら時間などはっきりと述べます。
何かを納入してもらう場合、できるだけ早くしてもらいたいことがあるでしょう。
相手が提示した期間が長くて驚くかもしれませんが、そのときに「えー」など驚きを表現しないようにします。
このような発言は幼稚な印象を与えてしまい、ビジネスの場では不適切です。
もう少し早めの日時にしてもらいたいときは、丁寧にお願いの形で述べます。
上から目線でいわれていい気分になる人は少なく、上から目線では人が動いてくれないことがあります。
そのため、お願いの形にします。
また、しつこくこの言葉を伝えると催促しているように受け取られるので、何度も問わないようにします。
「どれくらいかかりますか」を使った例文
・『費用はどれくらいかかりますか』
・『完成までの期間はどれくらいかかりますか』
・『到着までどれくらいかかりますか』
「どれくらいかかりますか」の返答や返信例
時間、費用、数量などについて問われているので、それに対して答えます。
具体的な数字で答えるようにすると相手に伝わりやすいです。
返事の仕方は、直接会ってでも、メールでも、電話でもかまいません。
なるべく早く具体的に答えるようにします。
まとめ
時間や費用などを尋ねるときに使用する言葉です。
ビジネスの場では、納期、費用、数量など、さまざまなものを問うことがあり、そういったときに使用します。