「ご都合をうかがえると幸いです」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご都合をうかがえると幸いです」とは?
これは、相手の都合を聞きたい場面で使用できる言葉です。
「都合」は「他との兼ね合い」を意味します。
これは、「予定が合うか否か」や「具合が良いか悪いか」などと同じような意味を持ちます。
また、ここでは接頭語を用いて「ご都合」としています。
これによって、相手に敬意を示す表現にしているのです。
なお、「うかがえる」が「聞ける」という言葉を謙譲表現にしたものです。
そして「聞ける」は「聞く」という行為の実現可能を表現するものです。
さらに、「幸いです」は、控えめに何かを依頼する場面で使用できるものです。
語尾に「です」を使用する事で、丁寧な言葉遣いにしているのです。
「ご都合をうかがえると幸いです」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、顧客に面会したいと考えたとします。
そのため、相手に他の予定との兼ね合いを尋ねることにしたのです。
このような場合には、「よろしければ、ご都合をうかがえると幸いです」と述べるとよいでしょう。
これにより、他の予定との兼ね合いを、相手に質問できるのです。
この言葉を使用する際には、「幸いです」の使い方に注意しましょう。
これは、「幸いでございます」と置き換えて使用できます。
言い換えたほうが、より丁寧な印象の表現にできるのです。
実際の状況合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「ご都合をうかがえると幸いです」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に少し言葉を加えると、自然な表現にできるのです。
・『よろしければ、ご都合をうかがえると幸いです』
・『差し支えない範囲で、ご都合をうかがえると幸いです』
・『可能でありましたら、来週のご都合をうかがえると幸いです』
「ご都合をうかがえると幸いです」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「ご都合をうかがえると幸いです」の類似表現
この言葉の類似表現には、「ご予定をうかがえると幸いです」があります。
「ご都合」と「ご予定」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「ご都合をうかがえると幸いです」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご都合をうかがえると幸いでございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「ご都合をうかがえると幸いです」は、相手の都合を聞きたい場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
