「立場上の驕り昂ぶり」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「立場上の驕り昂ぶり」とは?
「立場上の驕り昂ぶり」は、何らかの立場において、他人を侮った高慢な態度のことを表現したものです。
「立場上の」とすれば、それが「立場」の上に基づいた行為であることを言い表します。
そして「驕り昂ぶり」は「おごりたかぶり」と読みます。
これは、「驕り昂ぶる」という動詞が変形したものです。
このように語尾を活用すれば、名詞のように取り扱える形になるのです。
なお、「驕り昂ぶる」は「他人を侮って高慢な態度をとる」という意味を持つ言葉になっています。
「立場上の驕り昂ぶり」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「立場上の驕り昂ぶり」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある上司が、高慢な態度をとっていたとします。
しかし、その上司の立場は、そのような態度が要求される職務だったのです。
このような場合には、「あの態度は、立場上の驕り昂ぶりと言えます」と述べるとよいでしょう。
これにより、立場に基づいた上での、高慢な態度であることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「驕り昂ぶり」の使い方に注意しましょう。
これは、「傲り高ぶる」のように表記する事もあるのです。
どちらも同じ意味で使用されますが、複数の表記方法があることに注意しましょう。
「立場上の驕り昂ぶり」を使った例文
「立場上の驕り昂ぶり」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『立場上の驕り昂ぶりかもしれません』
・『あの態度は、立場上の驕り昂ぶりだと思っております』
・『あれは、立場上の驕り昂ぶりのように見受けられます』
「立場上の驕り昂ぶり」の類語と敬語での言いかえ
「立場上の驕り昂ぶり」の類語と敬語を解説していきます。
「立場上の驕り昂ぶり」の類似表現
「立場上の驕り昂ぶり」の類似表現には、「立場上の高慢な態度」があります。
「驕り昂ぶり」と「高慢な態度」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「立場上の驕り昂ぶり」の敬語表現
「立場上の驕り昂ぶり」を単独で敬語に言い換える事はできません。
これを敬語にするには、他の言葉を組み合わせて表現するのです。
たとえば「立場上の驕り昂ぶりでございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「立場上の驕り昂ぶり」は、何らかの立場において、他人を侮った高慢な態度のことを表現したものです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
