「種々検討」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「種々検討」とは?
「種々検討」は、色々な種類のことを考え合わせる様子を表現した言葉です。
「種々」は「しゅじゅ」と読みます。
これは、「種類が複数存在する様子」を表現しています。
つまり、数が複数あること、そして種類が複数あることを同時に表現しているのです。
また、「検討」とは、「正しいかどうかを考えて判断すること」のような意味を持ちます。
つまり、「どのようにするべきか」と考える行為を「検討」という言葉で言い表せるのです。
これらのことから、「種々検討」が、色々な種類のことを考え合わせる様子を表現した言葉であると分かるのです。
「種々検討」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「種々検討」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、顧客からクレームがあったとします。
そのため、状況を確かめてから様々な対策を考えることにしたのです。
このような場合には、「状況を確かめた上で、種々検討したいと思います」と述べるとよいでしょう。
これにより、色々な種類のことを考える様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「種々検討」の使い方に注意しましょう。
これは「色々検討」や「諸々検討」などの類似表現で置き換える事が可能です。
このようにすれば、印象の違う表現として活用できるようになるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「種々検討」を使った例文
「種々検討」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『私達も、種々検討したいと思います』
・『この件に関して、種々検討いただければ幸いです』
・『もしよろしければ、今後種々検討してください』
「種々検討」の類語と敬語での言いかえ
「種々検討」の類語と敬語を解説していきます。
「種々検討」の類似表現
「種々検討」の類似表現には、「諸々検討」があります。
「種々」と「諸々」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「種々検討」の敬語表現
「種々検討」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「種々ご検討」に言いかえできます。
この場合は、接頭語を用いて相手に敬意を示す形になります。
また、「種々検討ください」や「種々検討いただきたい」のように、敬語を付け加えて表現するような手段もあるのです。
まとめ
このように「種々検討」は、色々な種類のことを考え合わせる様子を表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。