この記事では「快方に向かわれているとのこと」について解説をします。
「快方に向かわれているとのこと」とは?意味
病気や怪我が治ってきているようで、といった意味です。
「快方」は、病気や怪我がよくなってくることをいいます。
まだ完全には治っていません。
「快」には病気がよくなる、「方」にはむきという意味があります。
「快方」は、よくなる方に向いているということです。
「向かわれ」は、ある状態や時間に近づいているという意味になります。
近づいている状態であり、まだその状態や時間にはなっていません。
「快方に向かわれているとのこと」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、お見舞いの手紙の中で使うことが多いです。
知り合いが病気になったときには、お見舞いの手紙を出すとよいでしょう。
手紙をもらうとうれしいものです。
手紙は、前文・主文・末文・後付けの4つのブロックで構成されています。
この言葉は、前文や末文で使うものです。
前文では、頭語、時候のあいさつや相手を気遣う言葉を書きます。
お見舞いの手紙の場合は、相手の体調を気遣う言葉を伝えることが大切です。
この言葉は、相手を気遣う気持ちを伝えるものとして使えます。
末文では、相手の健康を願う気持ちや手紙のまとめとなる言葉と、結語を書きます。
この言葉は、相手の健康を願う気持ちを伝えるものとして使えます。
「こと」の後に続く言葉を変えることで、前文でも末文でも使うことができるのです。
また、手紙の中で病気や怪我のことについて触れるときに、本文でも使用できます。
お見舞いの手紙で使わない方が望ましい言葉があります。
重なる、衰える、終わる、弱る、寝付くなどです。
病気や怪我が長引くことや、繰り返されることを連想させる言葉の使用は避けましょう。
「快方に向かわれているとのこと」を使った例文
・『快方に向かわれているとのことと知らせを受けて、安心しております』
「快方に向かわれているとのこと」の返答や返信例
お見舞いの手紙をもらったならば、手紙をくれたことや、気遣いを示してくれたことに対して、お礼を伝えるとよいでしょう。
しかし、治ってきているとはいえ、手紙を書いたり、メールを出したりなどは、疲れると思います。
まだ完全にはよくなっていないので、無理をしないようにしましょう。
相手はそのことをわかっているので、返事を出さなくても問題ありません。
しかし、返事が必要だと伝えられているときには、なるべく返事を出すようにしましょう。
まとめ
この言葉は、お見舞いの手紙の中で主に使われています。
だんだんと病気や怪我が治ってきている相手を気遣うものです。