この記事では、「ご好評をいただいております」という言葉について説明していきます。
「ご好評をいただいております」とは?
商品やサービスがユーザーに高い評価をされているという意味で、商品の紹介や商品の改良などの際のプレスリリースで使うケースが良く見られます。
ただしメーカーとして「不評である」ということをプレスリリースでは公にはしません。
ただし、雑誌やテレビでのインタビューなど、メーカー発信ではない記事・企画においてメーカー側が不評だったというケースはあります。
売上が目標より下回っていても「ご好評をいただいております」ということはあり得ることで、ユーザーは多くないものの、そのユーザーからは好評ということができます。
その商品のセールスポイントを挙げて「ご好評をいただいております」というケースも見られます。
「ご好評をいただいております」を使った例文
・『斬新なデザインでご好評をいただいておりますクーペモデルがフロントデザインなどのマイナーチェンジを致しました』
・『この商品は昨年秋ごろから非常にご好評をいただいております』
・『シリーズの中でもこの商品が特にご好評をいただいております』などの使い方が挙げられ、基本的にメーカー発信、または店舗からの発信という言葉になります。
一般の人が使うケースはかなり少なく「好評だった」などという言い回しであればもう少し使える範囲が広くなると言えるでしょう。
「非常にご好評いただいております」という使い方で強調も可能で、こちらは品薄というケースのプレスリリースで使われることがあります。
「ご好評をいただいております」の言いかえ表現
「ご好評の」「好評の」「評判が高い」「高い評価を受けている」「ご好評いただいている」などが言いかえとして使え、評価の高さを表す言葉であればある程度言い換えが可能と言えます。
また、立ち位置的に敬語表現の方が言い換えとして使いやすいでしょう。
「ご好評をいただいております」の類似表現
「人気の」「評判の」「ウケている」などは方向性としては類似した表現で、メーカーから発信しづらいものの、評価する雑誌等であれば使える言葉となっています。
「ご好評をいただいております」の敬語表現
「ご好評」「いただいております」という時点でこの言葉は敬語表現とされます。
「好評になっている」という段階では敬語ではないと言えるでしょう。
「ご好評になっている」あたりから敬語表現になります。
「ご好評をいただいております」の英語表現
Has been well received という言葉が英訳表現となります。
Popularでも好評という意味があります。
まとめ
「ご好評をいただいております」という言葉は、メーカー発信でよく使われる言葉で、プレスリリースなどでよく見られます。
完全な新製品の発表の時点では使えず、リニューアルや改良で使うのが一般的と言えるでしょう。