「年明け」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「年明け」とは?
「年明け」は、年始の時期を指し示すための言葉です。
たとえば、「その件でしたら、年明けまでお待ちください」のように使用します。
このようにすれば、年始まで待ってほしいことを表現できるのです。
また「年明け」が示す時期は、厳密なものではありません。
概ね1月の中旬くらいまでの時期であれば、「年明け」と表現して問題ないでしょう。
逆に、12月から見た場合には2月も「年明け」です。
しかし、そのような場合は「年明け」ではなく「2月」と表現するのがよいでしょう。
「年明け」が示すのは、年始の限られた範囲だけなのです。
「年明け」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「年明け」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、年末の会議に参加していたとします。
しかし、その会議では結論がでなかったのです。
このような場合には、「それでは、年明けにまた議論しましょう」と述べるとよいでしょう。
これにより、年始に議論を再開することを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「年明け」の使い方に注意しましょう。
これは、「年始」や「年初」などの言葉で置き換えて使用できます。
どれも同じ時期を示しますが、印象の違う表現にできるのです。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
「年明け」を使った例文
「年明け」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えると、自然な表現を作り出せるのです。
・『結論は、年明けまでお待ちください』
・『この件は、年明けに議論を再開しましょう』
・『それでは、年明けにまたお会いしましょう』
「年明け」の類語と敬語での言いかえ
それでは「年明け」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「年明け」の類似表現
「年明け」の類似表現には、「年始」があります。
「年明け」と「年始」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
なお、どちらも具体的な範囲に決まりはありませんが、1月上旬を示して使用するとよいでしょう。
「年明け」の敬語表現
「年明け」を、単独で敬語にする事はできません。
これを敬語にする場合には、他の言葉を組み合わせて実現させる必要があるのです。
たとえば、「年明けにいたしましょう」とすれば、謙譲語の「いたす」と丁寧語の「ます」を用いた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「年明け」は、年始の時期を指し示すための言葉だと言えます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。