この記事では「機会を設けてくださり」について解説をします。
「機会を設けてくださり」とは?意味
ある事をする場を作ってくれて、チャンスを作ってくれて、といった意味です。
「機会」には、何かをするのにちょうどよいとき、チャンスという意味があります。
「知ってもらう機会」のような使い方をするものです。
「設け」は「設ける」のことで、あらかじめ用意や準備をすることです。
「運動するための時間を設ける」のような使い方をします。
「くださり」は「くださる」のことで、「与える」「くれる」の尊敬語です。
「機会を設けてくださり」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手にとって望ましい場を作ってくれたときに用います。
何かをするのによいときを作ってもらったことにより、話し手側が恩恵を受けています。
そのため、この後には感謝の気持ちを伝える言葉が続きます。
「くださり」は「いただき」とすることもできます。
自分が頼んで機会を作ってもらったときには、「いただき」の方を使います。
「私があなたにしてもらって」という意味合いです。
一方「くださり」は「あなたが私にしてくれた」という意味になります。
社内の人たちにある製品の発表をしたいと考えているとします。
しかし、社の人たちにはそれぞれの仕事があるので、一時に集まってもらうことは難しいです。
しかし、上司の働きかけによって、社の人たちに集まってもらうことができ、製品の発表をすることができました。
この発表をする場を作ることが、「機会を設け」が意味するものです。
このような場を作ってくれて、製品を作った側はうれしく思っています。
その気持ちとお礼を伝えるために、この言葉を用います。
「機会を設けてくださり」を使った例文
・『機会を設けてくださり、感謝しております』
「機会を設けてくださり」の返答や返信例
この後に感謝の気持ちを伝えるはずなので、その気持ちを受け取っておくとよいでしょう。
機会を作ることに苦労をしたとしても、そのことを相手には伝えません。
恩着せがましい態度はとらないようにします。
ある機会を作ったことで相手が成功をしたならば、成功をよろこんであげるとよいでしょう。
他の人たちがよろこびを示すことで、本人のよろこびが大きくなるはずです。
同じようなことがまたできるようであれば、行ってあげてもよいかもしれません。
また同じようなことをすると、よろんでもらえることでしょう。
まとめ
この言葉は、何かをするのによいときを作ってもらったときに用います。
そのような場を作ることに、相手は苦労をしているかもしれません。
この後にはお礼を伝えましょう。