この記事では「そう言っていただけると助かります」について解説をします。
「そう言っていただけると助かります」とは?意味
ある言葉をかけてもらってうれしい気持ちを表すものです。
「そう」は、そのようにという意味です。
少し前に出てきた話を指しています。
「言っ」は「言う」のことで、この場合は相手が何かを発言しています。
「いただける」は、「もらえる」の謙譲語です。
話し手側が何かをもらっていることを、へりくだっていうものです。
「助かり」は「助かる」のことで、楽である、負担や労力などが少なくなるという意味になります。
この場合は、何かを言ってもらったことで負担が少なくなっています。
「ます」は敬意を表す語です。
「そう言っていただけると助かります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側にとってうれしいことを、他人からいってもらったときに使用をします。
「いただける」は「もらえる」の謙譲語で、敬意を表した言い方なので、目上の人や取引先の人に対して述べても失礼にはなりません。
しかし、「そう言って」の部分はさらに丁寧にできます。
さらに丁寧にすると、「そのようにおっしゃって」となります。
「そのよう」は改まった場で使われることが多いです。
「おっしゃる」は「言う」の尊敬語です。
たとえば、このような場面で使用をします。
明日までに資料を完成させなければなりません。
しかし、事情があって明日までに完成させることは難しそうです。
そのことを上司に伝えたところ、上司から「明後日まででもよい」と言ってもらえました。
こちらとしては助かります。
こういった、負担が軽くなるようなことを言ってもらったときに使用をする言葉です。
「そう言っていただけると助かります」を使った例文
・『そう言っていただけると助かります。ありがとうございます』
「そう言っていただけると助かります」の返答や返信例
この前にこちらが何かを発言しているので、この言葉にさらに言葉を返すということは、しない場合があります。
言葉を返すのか、返さないのかは、前に何を言ったのかによって変わります。
提出期限を延長してもよいと伝えた場合なら、期限までに提出するようにと念を押しておくとよいかもしれません。
努力をして欲しいときには、応援や励ましの言葉をかけるとよいでしょう。
しかし、負担をかけるような言葉を伝えるのは望ましくありません。
相手の気持ちの負担が少なくなったのに、そこに負担をかけないようにします。
まとめ
この言葉は、話し手側にとって負担が軽くなるようなことを言ってもらったときに使用をします。
さらに丁寧にすることができるので、言い方を考えてみてください。