「末永くよろしくお願いします」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「末永くよろしくお願いします」とは?
「末永くよろしくお願いします」は、相手に今後の長い付き合いなどを、お願いするためのフレーズです。
ここでは少し言葉が省略されていると言えます。
「末永く」と「よろしくお願いいたします」の間に、言葉が不足していると言えるのです。
「末永く」とは、「先が長いこと」を表現する言葉です。
これは、将来に渡って長く何かを継続することを表す言葉です。
また、「よろしくお願いします」は、「お願いする」を丁寧に言いかえたものです。
つまり、「末永くよろしくお願いします」を純粋な意味にすると、「長くお願いする」になるのです。
そのため、「末永くお付き合いいただけるようお願いします」のように、間にお願いする「何か」を加えるほうが、分かりやすい文章になると言えるのです。
「末永くよろしくお願いします」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「末永くよろしくお願いします」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが取引先に挨拶訪問したとします。
その取引先とは、既五年以上の取引実績がありました。
そして、あなたは今後も継続的な取引を望んでいるのでした。
このような場合には、「今後とも、末永くよろしくお願いします」と述べるとよいでしょう。
これにより、今後も長く関係を継続することを、上手に言いかえて相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する場合には、「お願いします」の使い方に注意しましょう。
ここでは語尾が丁寧語になっています。
そのため、謙譲語に言いかえる事で、相手への敬意示す形に変更できるのです。
たとえば「お願いいたします」や「お願い申し上げます」とすると、かしこまった表現で相手にお願いできるのです。
「末永くよろしくお願いします」を使った例文
「末永くよろしくお願いします」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を少し加えてみてもよいでしょう。
・『末永くよろしくお願いします』
・『今後とも、末永くよろしくお願いします』
・『引き続き、末永くよろしくお願いします』
「末永くよろしくお願いします」の類語と敬語での言いかえ
「末永くよろしくお願いします」の類語と敬語を解説していきます。
「末永くよろしくお願いします」の類似表現
「末永くよろしくお願いします」の類似表現には、「これからもよろしくお願いします」があります。
「末永く」と「これからも」は意味の違う言葉ですが、近い使い方のできる類似表現だと言えるのです。
「末永くよろしくお願いします」の敬語表現
「末永くよろしくお願いします」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「末永くよろしくお願い申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「末永くよろしくお願いします」は、今後の継続的関係をお願いするフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。