「衷心よりお見舞い申し上げます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「衷心よりお見舞い申し上げます」とは? ビジネス用語【一語】

「衷心よりお見舞い申し上げます」とは?

ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。

「衷心よりお見舞い申し上げます」とは?

はじめに「衷心よりお見舞い申し上げます」の意味を解説していきます。

あまり使わない言葉ですが「衷心」「心の奥から」を意味する言葉です。

そのため「心から」「心より」と同じ意味ではありますが、より深い感情を示す表現でもあると言えるでしょう。

「衷心よりお見舞い申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

それでは「衷心よりお見舞い申し上げます」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。

たとえば、あなたが企業の広報担当で、被災地に向けた支援物資にメッセージを添えることになったとします。

被災地の人々のことを思うと「心よりお見舞い申し上げます」という表現では、弱い感じがします。

そこで「衷心よりお見舞い申し上げます」というメッセージに変えるとよいでしょう。

震災という重大な事象に対しては「衷心より」という言葉がよりフィットするのです。

この言葉を使う場合の注意点は、使う対象を選ぶことです。

先の例では震災を挙げましたが、風邪に対する見舞などで使用すると大げさすぎる表現になってしまうのです。

使う場合は、適切な対象であるかを見極める必要があると言えるでしょう。


「衷心よりお見舞い申し上げます」を使った例文

ここでは「衷心よりお見舞い申し上げます」を使った例文を挙げていきます。

これらの例文から分かる通り、語尾をかえることでカジュアルな表現に変更できます。

しかし。

「衷心より」とのバランスを考えると、1つめの使い方を選ぶほうが無難と言えるでしょう。

・『衷心よりお見舞い申し上げます』
・『衷心よりお見舞い致します』
・『衷心よりお見舞いします』

「衷心よりお見舞い申し上げます」の類語や敬語での言いかえ

それでは「衷心よりお見舞い申し上げます」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。

「衷心よりお見舞い申し上げます」の類似表現

まず 「衷心よりお見舞い申し上げます」の類似表現について解説します。

「衷心より」「心より」「心から」と言い換えることができるでしょう。

ただし、この場合は少し表現の強さが弱まりますので理解して使う必要があります。

「衷心よりお見舞い申し上げます」の敬語表現

つぎに「衷心よりお見舞い申し上げます」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。

例えば「衷心よりお見舞い致します」という言い換えが可能です。

まとめ

このように「衷心よりお見舞い申し上げます」という表現は、見舞いの対象により適切な場合と不適切な場合があります。

相手に誤用と思われないように、注意して使うようにしたい言葉でもあります。