この記事では「心置きなく楽しんで下さい」について解説をします。
「心置きなく楽しんで下さい」とは?意味
遠慮したり、気を遣ったりしないで楽しんでください、という意味です。
「心置きなく」には、遠慮や気遣いをしないでという意味があります。
「心置き」は遠慮、気兼ねという意味です。
それを「ない」で打ち消しています。
「心置きなく話せる」のような使い方をするものです。
この例の場合だと、遠慮することなく話せるという意味になります。
「楽しんで」は、好きなことをして満足すること、満ち足りた気持ちになることという意味です。
「ください」は「くれ」の尊敬語で、相手に何かを求める意を表します。
「心置きなく楽しんで下さい」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に何かを十分に楽しんで欲しいときに使用をします。
公の場であったり、それほど親しくない人たちが集まっている場であったりすると、遠慮をしてしまうことが珍しくありません。
遠慮をしてしまい、十分に楽しめないこともあるでしょう。
そういったことがないように、この言葉を用います。
忘年会や新陸会などで使うことができます。
忘年会では、親しい間柄の人だけでなく、これまでかかわりのなかった人も参加をしています。
そういった人がいると遠慮してしまうこともあるでしょう。
忘年会は楽しむことが目的の一つです。
楽しめなければ目的を達成できません。
誰かが遠慮する必要はないと伝えれば、それほど親しくない人がいる場でも楽しめることでしょう。
「心置きなく楽しんで下さい」と一言伝えるだけで、楽しめるようになるのです。
忘年会の場合だと、幹事が伝えることが多いです。
「心置きなく楽しんで下さい」を使った例文
・『みなさん心置きなく楽しんで下さい』
「心置きなく楽しんで下さい」の返答や返信例
多くの人に向かって述べられている場合は、返答をする必要はありません。
その事柄を楽しみましょう。
個人的に述べられている場合は、わかりましたという意味で「はい」、「楽しませていただきます」などの返答の仕方があります。
遠慮する必要はないので、その事柄を楽しんでください。
そうはいっても、羽目を外すのは望ましくありません。
程度というものがあるので、それはわきまえておく必要があります。
たとえば、お酒の場だと、楽しいからと大声を出したり、人に絡んだりするのは他の人の迷惑になります。
まとめ
この言葉は、遠慮しないで楽しんで欲しいことを伝えるものです。
このようなことを伝えることで、その場を楽しみやすくなります。
遠慮してしまう人もいるので、十分に楽しんでもらえるように配慮をしましょう。