「従いましては」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「従いましては」とは?
「従いましては」は、前段の内容に準じて何かを述べる場合に使用できる言葉です。
「従いましては」は、丁寧語の「ます」を使用した表現です。
この言葉を文中に組み入れる事で、文章全体に丁寧なトーンを加える事ができます。
また、「従う」は、「逆らわない」や「後ろについていく」などの意味を持つ言葉です。
これを「従って」や「従いましては」のようにする事で、順接の役割を持つ言葉にできるのです。
このことから「従いましては」と述べる場合は、前段で何かを述べておく必要があると分かります。
その内容に順ずる事を「従いましては」と表現できるのです。
「従いましては」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「従いましては」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが担当しているプロジェクトがあったとします。
そして、プロジェクトを中止するべきと思える理由を全て述べ終えたのです。
このような場合には、「従いましては、プロジェクトを中止するとの結論にいたりました」と述べるとよいでしょう。
これにより、前段で述べた内容から導き出された結論を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「従いましては」の使い方に注意しましょう。
これは「従って」のように言い換える事ができます。
丁寧語の「ます」を使用するか否かで印象が変化しますが、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
相手や状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「従いましては」を使った例文
「従いましては」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に準じる様子で使用すれば、自然な文章を作り出す事ができます。
・『従いましては、十分な理由が見つからないのです』
・『従いましては、プロジェクトを中止することにしました』
・『従いましては、今回の計画をあきらめる事にいたしました』
「従いましては」の類語と敬語での言いかえ
「従いましては」の類語と敬語を解説していきます。
「従いましては」の類似表現
「従いましては」の類似表現には、「従って」があります。
「従いましては」と「従って」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「従いましては」の敬語表現
「従いましては」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「つきましては」に言いかえできます。
まとめ
このように「従いましては」は、前段の内容に準じて何かを述べる場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
