「今後何かありましたら」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「今後何かありましたら」とは?
「今後何かありましたら」は、何かがあることを仮定した表現です。
「今後」とは、「これから先」や「今よりも後で」のような意味を持ちます。
また、「何かありましたら」は、「何かあったら」を意味しています。
ここでに丁寧語の「ます」を加えると、「何かありましたら」のようになるのです。
また、「たら」は仮定表現です。
同じ仮定表現には「れば」もありますが、どちらも仮定を示す言葉なのです。
なお、仮定を示したままでは文章が完結しません。
そのため「今後何かありましたらご連絡ください」のように、仮定した条件下での行動を、続けて述べるようにするとよいのです。
「今後何かありましたら」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「今後何かありましたら」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、新しい顧客と懇意になったとします。
そのため、何かあったら連絡してほしいと、相手に伝える事にしたのです。
このような場合には、「今後何かありましたら、遠慮なくご連絡ください」と述べるとよいでしょう。
これにより、何かあったらという仮定を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「ありましたら」の使い方に注意しましょう。
これを、より丁寧な表現にすれば「ございましたら」とできます。
また、「れば」を使用して言い換えれば「あれば」とする事もできるのです。
使用する状況に合わせて、柔軟に使い分けるとよいでしょう。
「今後何かありましたら」を使った例文
「今後何かありましたら」を使った例文を挙げます。
例文のように、条件下での依頼事項などを続けて述べると、自然な文章を作り出す事ができるのです。
・『今後何かありましたら、遠慮なくご連絡ください』
・『今後何かありましたら、私にメールしてください』
・『今後何かありましたら、すぐにお電話ください』
「今後何かありましたら」の類語と敬語での言いかえ
「今後何かありましたら」の類語と敬語を解説していきます。
「今後何かありましたら」の類似表現
「今後何かありましたら」の類似表現には、「これから先何かありましたら」があります。
「今後」と「これから先」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「今後何かありましたら」の敬語表現
「今後何かありましたら」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「今後何かございましたら」に言いかえできます。
まとめ
このように「今後何かありましたら」は、何かがあることを仮定した表現です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
