「今回は購入を見送らせていただくことになりました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「今回は購入を見送らせていただくことになりました」とは?
これは、今回は買うのを止めたと伝えるための言葉です。
「今回」とは、現在該当している「回」を示します。
これは次の回であれば「次回」、前の回であれば「前回」と表現できるのです。
また、「購入」は「買うこと」を意味します。
さらに、「見送る」は、「延期する」と同じような意味であり、「今回は実施しない」と同等の意味で使用される言葉なのです。
なお、「見送らせていただく」にすると謙譲語になります。
これは、相手に敬意を示すような言葉遣いになっているのです。
なお、「なりました」は丁寧語になっています。
ここでは語尾を過去形にして使っているのです。
これらのことから、この言葉が今回は買うのを止めたと伝えるためのものであると分かるのです。
「今回は購入を見送らせていただくことになりました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある企業と商談を進めていたとします。
しかし社内の承認が下りず、今回は購入できないことになってしまったのです。
このようなケースで、「残念ですが、今回は購入を見送らせていただくことになりました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、今回は買うのを止めたと、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「見送らせていただく」の表現方法に注意するべきです。
これは「見送る」に置き換えできます。
また、「中止する」などに置き換える方法もあるのです。
「今回は購入を見送らせていただくことになりました」を使った例文
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『残念ですが、今回は購入を見送らせていただくことになりました』
・『最後まで悩んだのですが、今回は購入を見送らせていただくことになりました』
・『社内の調整が上手く進まず、今回は購入を見送らせていただくことになりました』
「今回は購入を見送らせていただくことになりました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「今回は購入を見送らせていただくことになりました」の類似表現
たとえば、「この度は購入を見送らせていただくことになりました」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「今回は購入を見送らせていただくことになりました」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「今回は購入を見送ることにいたしました」に言い換えできます。
まとめ
このように、今回は買うのを止めたと伝えるために、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。