この記事では「ご承諾いただけますでしょうか」という言葉について説明していきます。
「ご承諾いただけますでしょうか」とは?
承諾してもらえるかを問うという意味の言葉で、承諾は願いを聞き入れるなどの意味もありますが、会社の用語となっている場合もあるでしょう。
その場合は「許可していただけますでしょうか」という言いかえは意図が弱くなります。
承諾してもらえるだろうかという問いかけを敬語にしたもののため二重敬語にはならず使える敬語となっています。
基本的には直接訴えていくタイプの言葉でメールや手紙で使う場合でも、その後直接聞くこともあるでしょう。
「ご承諾いただけますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ご承諾いただけますでしょうかという言葉は接客ではまず使われることはなく、基本的には社内ルールに則った言葉と言え、予算を認めてもらう、提案を通してもらうなどのケースで使われます。
会社間では提携などに関するケース、機器の貸与などのケースで使われることはあります。
「ご承諾いただけますでしょうか」を使った例文
・『今回の計画についてご承諾いただけますでしょうか?』
上層部に提案をして予算の通った計画として動かす際の使い方です。
この言葉の前はプレゼンに近いものとなります。
・『貸与についてご承諾いただけますでしょうか?』
「貸して欲しい」という意図ですが、会社間での物品の貸与などで使われることがありえます。
・『結婚をご承諾いただけますでしょうか?』
ビジネス以外の使い方の代表的なものと言えます。
「ご承諾」を「許可して」と言いかえることもできます。
「ご承諾いただけますでしょうか」の類語や敬語での言いかえ
「許可していただけますでしょうか」「了承していただけますでしょうか」などが類語ではありますが「承諾をとること」という決まりになっていた場合は「ご承諾いただけますでしょうか」としたほうが無難でしょう。
「ご承諾いただけますでしょうか」の類似表現
敬語をすべて抜くと「いいですか?」と問うことですら類語と言えなくはありませんが、敬語では「許可」や「了承」が近い段階にあります。
「ご承諾いただけますでしょうか」の敬語表現
この時点で敬語であり問題なく使えます。
ご承諾いただけますか?よりも丁寧な言葉であると言えます。
「ご承諾いただけますでしょうか」の返答や返信例
承諾するか否かの返答が基本で特に承諾しない場合は丁寧な説明とフォローが理想的です。
まとめ
ご承諾いただけますでしょうかという言葉は接客で使うことはまずなく、会社内での提案を通すなどのケースで使われ会社同士でも使うことがあります。
