「只今ご紹介に与りました」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「只今ご紹介に与りました」とは?
はじめに「只今ご紹介に与りました」の意味を解説していきます。
「与りました」は「あずかりました」と読みます。
「預かりました」が正しいのではと思うかもしれませんが、正解は「与りました」です。
これは「受けた」を意味する謙譲表現です。
そのため、文章全体としては「いま紹介を受けた」という内容を敬語表現で丁寧にしたものなのです。
「只今ご紹介に与りました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「只今ご紹介に与りました」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、スピーチの場面で使用することが多いでしょう。
スピーチをする前には、当然司会者が簡単な紹介をしてkら、マイクをこちらに渡します。
そのような場合の話初めとして「只今ご紹介に与りました〇〇です」と使います。
これにより、スピーチを円滑に開始することができるでしょう。
この言葉を使う場合の注意点は、文章表現する場合です。
「与りました」は「預かりました」と変換される確率が高いため、正しく変換できるように注意を払う必要があるでしょう。
「只今ご紹介に与りました」を使った例文
ここでは「只今ご紹介に与りました」を使った例文を挙げていきます。
これらの例文から分かる通り、紹介を受けたに続くのは、自分の説明になります。
・『只今ご紹介に与りました、〇〇です』
・『只今ご紹介に与りました、〇〇と申します』
・『只今ご紹介に与りました、〇〇でございます』
「只今ご紹介に与りました」の類語や敬語での言いかえ
それでは「只今ご紹介に与りました」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「只今ご紹介に与りました」の類似表現
まず 「只今ご紹介に与りました」の類似表現について解説します。
「ご紹介に与りました」は「ご紹介を賜りました」と言い換えることができるでしょう。
表現は異なりますが、意味としては同じになります。
「只今ご紹介に与りました」の敬語表現
つぎに「只今ご紹介に与りました」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「ご紹介をいただきました」という表現にすると、常用の表現での言い換えが可能です。
まとめ
このように「只今ご紹介に与りました」という表現は、紹介を受けたあとに話始める場合に使える便利なフレーズです。
スピーチなどの場面でよく使う表現ですので、覚えておいて損はないものと言えるでしょう。