発送の遅延を、お詫びする文を作りたいことがあります。
「発送が遅くなり誠に申し訳ございませんでした」を見ていきましょう。
「発送が遅くなり誠に申し訳ございませんでした」とは?
この場合の「発送」とは、荷物を送ることをいいます。
この場合は「遅くなったこと」に対して「誠に申し訳ございませんでした」とお詫びしています。
「誠に申し訳ございませんでした」は心からの謝罪をあらわす文です。
「発送が遅くなり誠に申し訳ございませんでした」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
大雪や台風、また海外工場の問題によって、商品の発送が遅れてしまうことがあるかもしれません。
こちらの文は懇意にしている取引先の方に、お届けが遅くなったことを後日お詫びする文です。
納期が遅くなったことを丁寧に謝って、信頼回復に努めていきましょう。
一方で発送の遅れが生じる時は、わかった段階で先方に断りの文を入れておきたいもの。
「商品のお届けは〇月〇日頃になる見込みです」とお知らせしてから「キャンセルも可能であること」もお伝えします。
到着の遅れはこちらの問題なので、お客様の商売に影響が出ないよう、配慮も忘れないようにしましょう。
小さな気遣いが、明るい仕事を連れてきてくれます。
「発送が遅くなり誠に申し訳ございませんでした」を使った例文
・『この度は発送が遅くなり、誠に申し訳ございませんでした』
・『この度はお荷物のお届けが遅くなり、深くお詫びいたします』
・『お届け遅延につきまして、寛大なご配慮を賜りお礼申し上げます』
「発送が遅くなり誠に申し訳ございませんでした」の類語や敬語での言いかえ
似ている表現と、さらに丁寧な言い方を学んでいきましょう。
「発送が遅くなり誠に申し訳ございませんでした」の類似表現
よく似ている言い方に「お荷物のお届けが遅くなり、深くお詫びいたします」が挙げられます。
「発送」を「お荷物のお届け」としているので、丁寧な言い方になっています。
「発送が遅くなり誠に申し訳ございませんでした」の敬語表現
さらに恭しい表現に「お届け遅延につきまして、寛大なご配慮を賜りお礼申し上げます」があります。
「寛大なご配慮」はこちらの不手際に対して、大きな心で接してくれた取引先の方にお礼を述べる言い方です。
「発送が遅くなり誠に申し訳ございませんでした」の返答や返信例
遅延にまつわる謝罪文が届いたら、その思いをくんでおきましょう。
災害等によって納品が遅れることもあるので、お互い様の心で接することも大切です。
「ご連絡ありがとうございます。
大事につながらず、安堵いたしました。
引き続きよろしくお願いします」とします。
まとめ
「発送が遅くなり誠に申し訳ございませんでした」をお伝えしました。
正しい訳を知って、敬語の上級者を目指していきましょう。