「ご紹介に預かりました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご紹介に預かりました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご紹介に預かりました」について解説をします。

「ご紹介に預かりました」とは?意味

紹介を受けた、紹介をしてもらった、といった意味です。

「ご紹介」「紹介」「ご」をつけて、相手に敬意を表す表現にしたものです。

「紹介」には、知らない人同士の間に入って引き合わせること、知られていない事柄を多くの人たちに知らせることという意味があります。

この場合は、人を紹介する意味になります。

「預かり」「あずかる」のことです。

「預」の漢字を使用した場合は、頼まれて世話や保管をする、物事の管理や運営を任されるという意味になります。

「与る」と書くこともあります。

「与」の漢字を使用した場合は、かかわりを持つ、好意を受け取るという意味になります。

「ました」は、敬意を表す「ます」と、過去や完了の意を表す「た」をつなげています。

すでに紹介はされているということです。

「ご紹介に預かりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、集まりで使われることが多いです。

結婚式のことで説明をします。

結婚式には、新郎新婦の両親や親戚、仕事関係の人など、大勢の人たちが集まります。

集まっている人たちは、お互いを知っていることもあれば、知らないこともあります。

特に仕事関係の人だと、知らない人もいることでしょう。

式の中では、集まった人たちの何人かがお祝いの言葉や思いで話などを述べます。

その際に、司会の人がこれから話をする人を紹介します。

紹介された人は、再度自分で自己紹介をします。

その自己紹介のときに、この言葉が使われます。

この後には、自分の名前や新郎新婦との関係が述べられます。

「あずかり」「与り」とするのが正しいです。

口頭の場合は気にする必要はありませんが、文章のときは気をつけてください。


「ご紹介に預かりました」を使った例文

・『ご紹介に預かりました吉田と申します』

「ご紹介に預かりました」の返答や返信例

紹介された人が何かを話すので、その話を聞きます。

すでに紹介されているので、これまで知らなかった人であっても、どういった人なのかある程度わかっていることでしょう。

それでも、「どうな人だろう」と疑問に思うこともあるはずです。

そういった疑問があっても、他人が話しているとき質問をするようなことはしません。

何を話すのかに注目をしてください。

その人のことについて詳しく知りたいときは、知っていそうな人に聞くか、後で本人に聞くとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、主に集まりのときに使用されます。

司会の人に紹介をされて、大勢の前で話はじめるときに使うものです。

自分がどんな人なのかを知ってもらってから話す方が、他の人たちは話を聞きやすくなることでしょう。