「ご厚志を頂戴しております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご厚志を頂戴しております」とは?
「ご厚志を頂戴しております」は、厚い志をもらっている場合に使用できる言葉です。
「厚志」は、「深い思いやりの気持ち」や「親切な心づかい」を意味します。
これに接頭語の「ご」を付与して「ご厚志」とする事で、相手に敬意を示す言葉にしているのです。
なお、「頂戴する」は「もらう」を意味する謙譲語です。
また「しております」にも、「おる」という謙譲語が使用されています。
このように「しております」とすれば、謙譲語で現在進行形を表現できるのです。
「ご厚志を頂戴しております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご厚志を頂戴しております」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが沢山の人から親切な心づかいをもらったとします。
このような場合には、「みなさまからは、ご厚志を頂戴しております」と述べるとよいでしょう。
これにより、親切な心づかいを受け取っている様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「頂戴しております」の使い方に注意しましょう。
これは「いただいております」などに言いかえる事も可能です。
どちらも「もらっています」を謙譲語で言い換えた表現なのです。
状況に合わせて、適切な表現を選択して使用するとよいでしょう。
「ご厚志を頂戴しております」を使った例文
「ご厚志を頂戴しております」を使った例文を挙げます。
例文のように、少し言葉を付け加える事で、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『いつも、ご厚志を頂戴しております』
・『みなさまからは、ご厚志を頂戴しております』
・『並々ならぬ、ご厚志を頂戴しております』
「ご厚志を頂戴しております」の類語と敬語での言いかえ
「ご厚志を頂戴しております」の類語と敬語を解説していきます。
「ご厚志を頂戴しております」の類似表現
「ご厚志を頂戴しております」の類似表現には、「ご厚志を頂戴しています」があります。
「おります」と「います」は、同じ意味で使用できる言葉なのです。
「ご厚志を頂戴しております」の敬語表現
「ご厚志を頂戴しております」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご厚志を賜っております」に言いかえできます。
まとめ
このように「ご厚志を頂戴しております」は、厚い志をもらっている場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
