「間違いました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「間違いました」とは?
「間違いました」は、「間違う」という動詞がベースになっています。
これを連用形に活用したのが「間違い」です。
このように活用すれば、名詞として扱う事も可能です。
ここでは、連用形として「間違い」とした上で、丁寧語の「ます」を付与しています。
さらに「ます」を過去形にして「ましたか」にすることで「間違いました」となっているのです。
この言葉には、「間違えました」という表現もあります。
この場合は、ベースとなる動詞が「間違う」ではなく「間違える」なのです。
どちらも正しい使い方ですが、原型が異なる点は、おぼえておくとよいでしょう。
「間違いました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「間違いました」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが会議で議論していたとします。
その中で、あなたは自分の発言の間違いに気が付いてしまったのです。
このような場合には、「先ほどの発言は、私が間違いました」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分が間違ったことを、丁寧な言葉で表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「間違い」の使い方に注意しましょう。
これは、「間違い」と「間違え」で少しニュアンスが違ってきます。
どちらも誤りではありませんが、相手に与える印象が少しずつ違ってくるのです。
「間違いました」を使った例文
「間違いました」を使った例文を挙げます。
例文のように、何を間違ったのかを先に述べるようにすると、文章全体が分かりやすいものになるでしょう。
・『残念ながら、全問間違いました』
・『人生において、進むべき方向を間違いました』
・『昨日は、オフィスに着くまでに三回も道を間違いました』
「間違いました」の類語と敬語での言いかえ
「間違いました」の類語と敬語を解説していきます。
「間違いました」の類似表現
「間違いました」の類似表現には、「間違えました」があります。
「間違い」と「間違え」は、元になっている動詞が違うだけで、類似の意味を持つ言葉だと言えるのです。
「間違いました」の敬語表現
「間違いました」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「間違っておりました」に言いかえできます。
この場合は、「おる」の部分が謙譲語表現になるため、相手への敬意を表現する言葉になるのです。
まとめ
このように「間違いました」は、自分が間違ったことを表現するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。