「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」という言い回しについての解説です。
「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」とは?意味
上記の言葉は、謹んで新年を迎えたことを神様に感謝を申し上げますという意味で、ビジネスにおいても神様という存在に対して敬意を払い様々な企業の方に挨拶をする前置きの意味を持ちます。
よって、この言葉は、一応ビジネスにも使用できる言葉なんですが、一般家庭でも使用可能な言い回しで、一般家庭の場合も企業と同様に神様という存在に対して感謝しつつ新年を祝いますという意味になります。
「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」は、ビジネスでは、神様という存在に対して感謝しつつ新年というものを迎えたことを感謝するあいさつ文として使用します。
このあいさつ文は、日本は他宗教であることから使用ができる挨拶であるといえ、企業自体が神様の存在に対して感謝して新年を迎えることができたということを意味します。
よって注意すべく点は、この言葉、ビジネスの世界でも神様というものを信じているという解釈になりますので神様に対して失礼なことをしている企業はこの言葉は使用できません。
というのも祝詞は人間ではなく、神様に対する感謝の言葉を意味するので、神様に対して不貞を働く企業はこの言葉を使用すると罰当たりになるので他の企業から見て誤解もされるでしょう。
「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」を使った例文
・『弊社は今年も営業を迎えることができるのはありがたいことにあり、謹んで新春のご祝詞を申し上げます』
「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」の返答や返信例
「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」に対しての返事は、相手側が企業の場合、企業の営業ができるのは神様のおかげであるとまで言い切っていてとても丁寧に新年を迎えたということを述べているのですから、返すべく言葉は、こちらも同様に「私たちも同様に新年を迎えることができ、謹んで新春のご祝詞を申し上げます」と返すのが良い返事でしょう。
このように返すことでお互いがビジネスにおいて神様のおかげで商売ができているということを印象付けるので、お互いが同じ土俵であると印象付けることができます。
まとめ
「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」については、ビジネスの話の中に神様という存在を含ませて、神様に感謝することで会社が存在するというような言い回しで使用します。
よって、神様という存在を信じていないのであれば、謹んで新春の御挨拶を申し上げます」とだけして新年のあいさつを言いますとだけ言えばよいでしょう。
ビジネスの世界に神様という存在を持ち出すのは少しおかしいと思えますが、日本の場合、こうした事業の成功なんかにおいて神様という存在がいると考えるケースがあるので、このあいさつ文は何らおかしくないあいさつになるわけですね。