この記事では「狙いもある」について解説をします。
「狙いもある」とは?意味
何かをしようという考えがある、目的とする考えがある、といった意味です。
「狙い」には、目指す考え、達成しようとする事柄という意味があります。
「開発者の狙い」のような使い方をする言葉です。
「も」は、ある事柄を上げて、それと同じような事柄が他にもあることを表します。
「海にも山にも行った」といった使い方をする言葉です。
「ある」は存在する、はっきりと認められる、考えなどを持っているという意味になります。
「狙いもある」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、達成しようとしている事柄があるとき、目指す考えがあるときに用います。
新作ドリンクのことで説明をします。
あるカフェで、夏の新作ドリンクの販売を開始しました。
このドリンクは、夏をイメージした爽やかな見た目と、スッキリとした飲みごたえとなっています。
夏をイメージすることで、暑い季節を盛り上げようという意図があります。
このカフェでは、今まで地元の素材は使っていなかったのですが、このドリンクにはできるだけ地元の素材を使うようにしました。
地元の食材を使うことで、地域を活性化しようという意図もあるのです。
この新作ドリンクには、夏を盛り上げよう、地域を活性化しようという、2つの意図があります。
このことを「狙いもある」といいます。
「も」は同じような事柄があることを表す語なので、ある物事が一つだけしかないときには用いません。
先の例の場合だと2つの意図があるので「も」という表現をしています。
「ある」でとめる言い方は、目上の人に対しては失礼です。
目上の人に対して述べるときには「あります」とします。
「狙いもある」を使った例文
・『テイクアウト商品を充実させようという狙いもある』
・『多くの人に知って欲しいという狙いもある』
「狙いもある」の返答や返信例
どのような場面なのかによって、返答の内容は変わります。
「狙いもある」という言い方は目上の人には一般的にはしません。
このような使い方は、文章の中で用いられることが多いです。
新聞やウエブなどの記事で書かれていた場合は、返答のしようがありません。
報告書などのような文章の場合は、それを書いた人に意見を述べることができます。
何かしら意見があるなら、伝えてみるとよいでしょう。
返答しないこともあります。
まとめ
この言葉は、めざす意図が複数あることを表す際に用います。
これも目指しているし、あれも目指しているといったことです。
「ある」でとめる言い方は目上の人にはしないので、目上の人に述べるときには表現を変えてみてください。