「BtoC(B2C)」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「BtoC(B2C)」とは?
「BtoC(B2C)」は、「business to customer」を省略した言葉です。
ここでの「business」とは、法人や企業の意味です。
そして、「customer」は一般消費者を示します。
つまり、企業が一般消費者をターゲットにしているビジネスモデルを「BtoC」と表現できるのです。
なお、「to」は「2」で代替されることがあります。
これは「for」が「4」で代替されるのと同じような使い方です。
また、「BtoC(B2C)」の類似の言葉として、「BtoB(B2B)」があります。
こちらは、「business to business」の省略形であり、企業(法人)が、企業(法人)向けにビジネスするモデルを示した言葉なのです。
それぞれのビジネスモデルは、ビジネスのターゲットが法人か一般消費者かの違いがあります。
そのため、ビジネスモデルの考え方も、戦略の立て方も違うものになってくるのです。
「BtoC(B2C)」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「BtoC(B2C)」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが新しいビジネスモデルを検討していたとします。
しかし、あなたの会社では、今まで法人向けのビジネスしか実績がなかったのです。
このような場合には、「これからは、BtoC(B2C)ビジネスを制するものが市場を支配します」と述べるとよいでしょう。
これにより、一般消費者をターゲットにしたビジネスモデルの重要性の事を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「BtoC」と「B2C」の使い方に注意しましょう。
どちらも同じ意味で使用されますし、どちらも一般的に認知された表記方法です。
そのため、どちらを使用しても問題はありません。
しかし、ひとつの資料や一つ文章の中では表記を統一するべきだとえいます。
意識的に統一しないと、同一文中に「BtoC」と「B2C」が混在するような状況も起きてしまうのです。
「BtoC(B2C)」を使った例文
「BtoC(B2C)」を使った例文を挙げます。
例文のように、「business to customer」の省略である事を理解していれば、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『BtoC(B2C)ビジネスに可能性を感じています』
・『BtoC(B2C)を手掛けるには、企業としてのノウハウが不足しています』
・『BtoC(B2C)の戦略は、BtoB(B2B)とは全く違っているのです』
「BtoC(B2C)」の類語と敬語での言いかえ
「BtoC(B2C)」の類語と敬語を解説していきます。
「BtoC(B2C)」の類似表現
「BtoC(B2C)」の類似表現には、「business to customer」があります。
これは、省略しないで表現したものですが、同じように使用できる言葉だと言えます。
「BtoC(B2C)」の敬語表現
「BtoC(B2C)」は外来語であり省略されているため、敬語表現にはできません。
これを敬語っ表現にする場合は、言葉を組わせて実現するとよいでしょう。
たとえば「BtoC(B2C)でございます」とすれば、丁寧語を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「BtoC(B2C)」は、「business to customer」を省略した言葉ですビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
