この記事では「ご希望に添えるかわかりませんが」という言葉について説明していきます。
「ご希望に添えるかわかりませんが」とは?
相手の提案に対して答えようという姿勢を見せる言葉で、完全に相手の提案どおりになるかまで確定はしていない言葉になります。
オーダーやオプションの概念がある店舗での会話などで使われます。
また、社内会議では「お客様のご希望に添えるかわかりませんが」という使い方で、新たな提案、要望に対する回答を示すこともできます。
「ご希望に添えるかわかりませんが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
確実に要望に答えられないときに使うのが前提で、「電動アシスト自転車ありませんか?」という問いで、電動アシスト自転車があれば「こちらです」と案内するほうがベターです。
「手で押してもアシストがかかる電動アシスト自転車はありますか?」など範囲を絞った問いかけであれば「ご希望に添えるかわかりませんが」と答えて要望に近いものを提示するという流れになります。
「ご希望に添えるかわかりませんが」を使った例文
・『客… スライドドアで二列シートの車はありますか? ディーラー店員 お客様のご希望に添えるかわかりませんが こちらの登録車とこの軽自動車がございます』
解答が二つあるケースでの例文です。
・『生徒の皆様のご希望に添えるかわかりませんが、楽しい映画になっていると思います』
学校の映画上映会での用例で、アンケートなどを事前にとっていない場合の使い方になります。
・『ご希望に添えるかわかりませんが、こちらはいかがでしょうか』
追加でメニューを提示、紹介するケースの使い方でレストランなどで使われるケースです。
ワインなどを紹介する場合で使えます。
「ご希望に添えるかわかりませんが」の類語や敬語での言いかえ
料理に対して使う「お口にあうかわかりませんが」やファッションなどに使う「ご趣味に合うかわかりませんが」類語と言えます。
「ご希望に添えるかわかりませんが」の類似表現
「お望み通りになるかわかりませんが」「お眼鏡にかなうかわかりませんが」「ご希望に添えるよう尽力致します」
という言葉も類似表現とは言えます。
「ご希望に添えるかわかりませんが」の敬語表現
もともと敬語でも「ご希望に添えるかどうかわかりませんが」という言葉がやや丁寧にしたものとなります。
「ご希望に添えるかわかりませんが」の返答や返信例
気に入ったものであればお礼と感想を言うのがベターで、気に入らなければもう少し細かく要望を伝えるのが一般的です。
まとめ
「ご希望に添えるかわかりませんが」という言葉は対面の接客で使うことが多く、やや漠然とした質問に対する回答となります。
指名買いでは使うことはないでしょう。
