この記事では「お納めできる見込みでございます」について解説をします。
「お納めできる見込みでございます」とは?意味
渡すべきものを渡せる可能性がある、といった意味です。
「お納め」は「納める」に「お」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。
「納める」には、渡すべき金品などを受け取るべき人に渡す、金品などを受け取って自分のものにするという意味があります。
この場合は、話し手側が金銭や物などを渡すことの意味で「お納め」を使用しています。
「できる」は、それをする能力や可能性があるという意味です。
「見込み」には、将来の見通し、将来の可能性という意味があります。
これから先、そうなるであろうと確信がある推測を意味します。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「お納めできる見込みでございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が何かを渡せる可能性が高いときに使用をします。
「見込み」は、将来そうなるであろうと確信があるときに使用をする言葉です。
「今日の気温は35℃になる見込みです」のような使い方をします。
今日の事柄なので、気温が35℃になる可能性は高いといえるでしょう。
つまり、「お納めできる見込み~」と述べているということは、納められると確信があるのです。
それでも、確実にそうするという意味ではありません。
「お納め」ですが、「納める」には金銭や物などを渡す意味と、金銭や物などを受け取る意味があり、どちらの意味で使っているのか紛らわしいことがあります。
「納品」「お渡し」など別の表現をした方が、意味がわかりやすくなります。
「お納めできる見込みでございます」を使った例文
・『○○日までにはお納めできる見込みでございます』
「お納めできる見込みでございます」の返答や返信例
金銭や物などを渡してくれる可能性があります。
いつまでに渡すと述べていたなら、その日まで待っていましょう。
将来納められると予想されるという意味なので、もしかしたら納められない可能性もあります。
そういった状態なので、今すぐに納めてもらうのは難しいかもしれません。
そして、この言葉を伝えてくれたからといって、確実に納めてくれるわけではありません。
約束の日になっても納めてくれないときには、催促する必要があります。
相手の気持ちを害さないように意識をして伝えます。
まとめ
この言葉は、金銭や物などを渡せると予想される場合に使用をします。
はっきりと「できます」と伝えているのではありません。
それでも、相手は納めてくれるものと思っているので、納められるように努力することが求められます。