「ご案内が至らず」とは?ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「ご案内が至らず」とは?
はじめに「ご案内が至らず」の意味を解説していきます。
まず「ご案内」は比較的広い意味で使用されます。
文字通り「道の案内」などを示す場合もあれば、講義の意味で「説明」を示す場合もあるのです。
そして、ここでは「至らず」という表現を加えているので、「案内が不足している」や「説明が不足している」こと示す表現になっていると言えます。
「ご案内が至らず」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「ご案内が至らず」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、取引先の相手が自社を訪問することになりました。
事前にメールでビルへの到達ルートやフロアへの向かい方を伝えていました。
しかし時間に遅れて相手が到着したので、訪ねてみると道に迷ったとのことでした。
そのような場合は「ご案内が至らず、申し訳ございませんでした」と伝えるとよいでしょう。
この言葉を使う場合の注意点は、ご案内が様々な意味に使用できる点です。
案内を示すのか、説明を示すのかが曖昧になっては困るケースでは使用しないほうがよい表現とも言えます。
「ご案内が至らず」を使った例文
ここでは「ご案内が至らず」を使った例文を挙げていきます。
これらの例文から分かる通り、続けるべき言葉は謝罪の言葉か、恐縮した様子を使用するとよいでしょう。
・『ご案内が至らず、申し訳ございませんでした』
・『ご案内が至らず、お手間をおかけしました』
・『ご案内が至らず、恐縮でございます』
「ご案内が至らず」の類語や敬語での言いかえ
それでは「ご案内が至らず」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「ご案内が至らず」の類似表現
まず 「ご案内が至らず」の類似表現について解説します。
「ご案内」は「ご説明」や「ご伝達」と言い換えることができるでしょう。
表現は異なりますし、若干のニュアンスや意味も変わってしまう可能性もあるので、言い換える場合は差異に注意するべきと言えるでしょう。
「ご案内が至らず」の敬語表現
つぎに「ご案内が至らず」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「ご案内が不足しておりまして」や「ご案内が不十分でして」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「ご案内が至らず」という表現は、こちらの説明不足に対して申し訳なく思う気持ちを示すのに便利な言葉です。
ただ謝罪するのではなく、このような表現を使いこなすと上級者と言えるでしょう。