「ご意見くださいますようお願い申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「ご意見くださいますようお願い申し上げます」とは?
はじめに「ご意見くださいますようお願い申し上げます」の意味を解説していきます。
この表現はかなり丁寧に、なおかつ冗長に表現されています。
しかし極限までシンプルに言い換えると「意見くれるようお願い」という内容を敬語表現で丁寧にしたものなのです。
「ご意見くださいますようお願い申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「ご意見くださいますようお願い申し上げます」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、来年度の計画を立案しているとします。
アウトラインを固めて資料にまとめました。
しかし、大方針レベルで自信をもてない部分も多いため、誰かの意見を求めたいと考えました。
せっかくなので部長の意見を聞きたい。
そのような場合に、あなたは「こちらの資料について、ご意見くださいますようお願い申し上げます」と伝えるとよいでしょう。
十分に丁寧に相手に意見を求めることができるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、丁寧すぎる点です。
例えば、相手が目上の人であっても、近い関係の先輩などに使うと過剰な丁寧さのように相手には写ってしまう事でしょう。
「ご意見くださいますようお願い申し上げます」を使った例文
ここでは「ご意見くださいますようお願い申し上げます」を使った例文を挙げていきます。
これらの例文から分かる通り、語尾を変更することで簡易的な表現に言い換えることができます。
・『ご意見くださいますようお願い申し上げます』
・『ご意見くださいますようお願いいたします』
・『ご意見くださいますようお願いします』
「ご意見くださいますようお願い申し上げます」の類語や敬語での言いかえ
それでは「ご意見くださいますようお願い申し上げます」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「ご意見くださいますようお願い申し上げます」の類似表現
まず 「ご意見くださいますようお願い申し上げます」の類似表現について解説します。
「ご意見ください」は「ご意見賜り」と言い換えることができるでしょう。
表現は異なりますが、意味としては同じになります。
「ご意見くださいますようお願い申し上げます」の敬語表現
つぎに「ご意見くださいますようお願い申し上げます」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「お願いいたします」だけでも十分に敬語表現として成立します。
まとめ
このように「ご意見くださいますようお願い申し上げます」という表現は、目上の人に対して使える便利なフレーズです。
意見を求める場面は多いので、使えるようにしておきたい表現と言えるでしょう。