「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」とは?
この言葉は、冒頭の挨拶などで使用できるフレーズです。
定番のフレーズを組み合わせただけの言葉であり、固有な意味はないとも言えます。
「先生におかれましては」は、「先生においては」と同じ意味だと言えます。
これは、さらに言えば「先生は」と言い換えても差し支えないでしょう。
ここでは尊敬語と丁寧語を使用して「おかれましては」と大仰に表現しているのです。
また、「益々お元気でご活躍の」は、二つの事象を述べている、少々まとまりのない表現と言えます。
挨拶文として使用するなら、どちらか一方に絞ったほうがまとまりが良いでしょう。
なお、「存じます」は、「思う」を意味する謙譲語の「存ずる」に、丁寧語の「ます」を付与した言葉です。
「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが大学教授に手紙を出すことになったとします。
その教授は医療分野で共同研究を進めていたのでした。
このような場合には、「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」と記載するとよいでしょう。
これにより、定番のフレーズを駆使して、冒頭の挨拶を述べる事が出来るのです。
この言葉を使用する場合には、非常に長い挨拶文になることに注意しましょう。
もう少しコンパクトに圧縮できますので、表現を工夫してみることをおすすめします。
「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」を使った例文
「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」を使った例文を挙げます。
例文のように、語尾の部分が変形して使用する事が可能です。
・『先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます』
・『先生におかれましては益々お元気でご活躍のことかと思います』
・『先生におかれましては益々お元気でご活躍のことかと存じます』
「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」の類語と敬語での言いかえ
「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」の類語と敬語を解説していきます。
「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「先生においては益々お元気でご活躍のことと存じます」があります。
「おかれましては」はシンプルに言い換えると「おいては」になるのです。
「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「先生におかれましては益々お元気でご活躍のこととお慶び申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「先生におかれましては益々お元気でご活躍のことと存じます」は、冒頭の挨拶文として使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。