「突然のご連絡となり」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「突然のご連絡となり」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、ビジネス上で使われる事もある「突然のご連絡となり」の言葉の意味や使用法に関して、分かり易く説明します。

「突然のご連絡となり」とは?意味

突然のご連絡となりは、とつぜんのごれんらくとなり、と読むのが正しい読み方となっているのです。

文字で書かれたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、物事が不意に起こる様子のといった意味がある突然のの文字に、連絡となってしまいという意味を丁寧に表現した、ご連絡となりの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。

以上の事から突然のご連絡となりは、いきなり連絡を入れてしまい、という意味を示すのです。

「突然のご連絡となり」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

突然のご連絡となりは、唐突に連絡してしまい、という意味の言葉として使われています。

要するに、前置きがなく連絡した際に使用すべき言葉となっているのです。

そのため、この言葉の後には、申し訳ないという風に突然の連絡を詫びる言葉が利用される事が多くなっています。

ただし連絡ではなく、わざわざご連絡と気遣いを込めた丁寧さのある表現が用いられている事から、ビジネス上では部下の様に目下の人物に使うと不自然な表現となるのです。

なのでこの突然のご連絡となりは、上司や取引相手、お客といった気遣いとか敬いが必要な目上の人物に対して使うべき言葉となっています。


「突然のご連絡となり」を使った例文

・『突然のご連絡となり申し訳ありませんが、この度九州への異動が決まりましたのでご報告させていただきます』
・『私事ですが、来月退社する事になりました。突然のご連絡となり申し訳ありませんが、これまで大変お世話になりました』

「突然のご連絡となり」の返答や返信例

突然のご連絡となりは、急に連絡を入れた事をお詫びする際の、前置きの言葉として駆使される事が多い言葉です。

とはいえご連絡の様に、丁寧な言い回しが用いられている事から、ビジネスシーンでは、上司や取引相手といった気遣うべき相手に使用する言葉となっています。

逆に言うと、この言葉に返答や返信を行うのは、相手よりも上の立場の人間という事になるのです。

もっとも突然のご連絡となりは、いきなりの連絡をお詫びする際に使われるので、この言葉に直に返答とか返信を行う訳ではありません。

後ろに続くお詫びの言葉に対して、いえいえや、お気になさらずに、といった返答や返信を行う事がある程度です。

まとめ

突然のご連絡となりは、唐突に連絡を入れてしまい、という意味の言葉として使用されているのです。

ですがご連絡という丁寧な言い回しが利用されている事から、ビジネスの場で部下の様に明らかに下の立場の人物に対して使うには大袈裟過ぎる表現の言葉となります。

取引相手や上司、お客等の立場的には上にあたる人物に対して用いるべき言葉となっているのです。