「コンフィデンス」を解説していきます。
気になるカタカナ語を、正しく学びましょう。
「コンフィデンス」とは?
「コンフィデンス」は英語から来た言葉です。
映画のタイトルにもなりましたが、信頼そして信用という意味があります。
また確証を得たとき、自信のある情報に対しても用いられます。
色々な意味をもつ言葉です。
「コンフィデンス」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「コンフィデンス」はビジネスパートナーや情報に対して用いる場合、あるいは社内文書に対して用いる場合があります。
ビジネスパートナーでは、信頼のおける企業という訳で使われます。
また裏付けのとれた確かな情報という意味でも用いられます。
「コンフィデンスがあるか調査した」というと、信頼のおける取引先か調べるという訳になります。
また「コンフィデンス」を文書に使うと、社外秘の文書、機密文書をいいます。
情報漏えいを防ぐために、絶対に洩らしてはいけない内部文書を示します。
セキュリティ対策を取りたい資料にあたるので、適切に対応していきましょう。
「コンフィデンス」を使った例文
・『合併先企業の、コンフィデンスを調査した』
・『新しい顧問弁護士は、コンフィデンスな人材だ』
・『コンフィデンスな資料になりますので、ご注意ください』
「コンフィデンス」の類語や敬語での言いかえ
「コンフィデンス」と似た言葉に「社外秘」あるいは「社内秘」があります。
社外秘は社外に漏れては困る、重要資料をいいます。
そして社内秘はほかの部署に知られては困る重要資料をいいます。
文書のランクを示すので、併せて覚えておきたいです。
「コンフィデンス」の類似表現
コンフィデンスの似ている言葉に「信頼できる」があります。
頼りになる人、仕事を任せても問題のない企業に使います。
仕事相手として、相応しいことをいいます。
「コンフィデンス」の敬語表現
さらに丁寧に言いたいなら「ご内密にお願いいたします」や「お取り扱いには、ご留意ください」が挙げられます。
会社の業績予想や、今後の見込み収益が記載された文書など、絶対に外部に漏らしたくない資料を送付するときに利用します。
「コンフィデンス」の返答や返信例
コンフィデンスは信用、あるいは機密事項という意味があります。
もし信用度を調査するように指示されたら「承りました。
後日改めて、ご報告いたします」と答えます。
機密情報であることを伝えられたら「承知いたしました。
厳重に管理いたします」と返答します。
どのような内容をどう指示されているかによって、受け答えも変わります。
臨機応変に応えていきましょう。
まとめ
「コンフィデンス」の意味と使い方を学びました。
コンフィデンスは信用という意味があります。
文書では社外秘と同じように、外部に漏らしてはいけない資料をいいます。
また信頼のおけるブランド、人物にも表現されます。
幅の広い単語なので、的確に覚えていきましょう。