「大変長らくお待たせしました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「大変長らくお待たせしました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「大変長らくお待たせしました」について解説をします。

「大変長らくお待たせしました」とは?意味

程度のはなはだしいほど長い間時、時間を過ごさせてしまったといった意味です。

「大変」は程度がはなはだしいことをいいます。

非常にといった意味になります。

「長らく」は長い間のことです。

「お待たせ」は、待つことを受け身の形にして、「お」を添えて相手を敬う形にしています。

「待つ」は、人や物がやってくるのを期待して時間を過ごすという意味です。

「しました」は、動作や行為を行うという意味の「する」、敬意を表す意の「ます」、過去や完了を表す「た」をつなげたものです。

動詞の連用形に「お」を添えて、その下に「する」をつなげた形で、謙譲の意を表し、その動作の及ぶ相手を敬います。

「大変長らくお待たせしました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、聞き手を待たせてしまったときに使用をします。

人がやってくるのを待たせる、本題に入るのを待たせる、製品の発売を待たせるなど、さまざまな「待たせる」について使うことができます。

たとえば、人気の製品の発売が1か月後だとします。

この製品のファンは、発売がまだかと待ち望んでいます。

そして、やっと発売の日になりました。

発売当日に販売する側から購入する側に向かって、「やっと発売されます」「待たせてしまいました」といった意味で「大変長らくお待たせしました」という言葉が使われます。

待たせたことで相手に迷惑をかける場合があるので、その場合には謝罪の言葉も述べます。

相手には時間の都合があるので、面会など人と会う場合は、できるだけ待たせないように気をつけましょう。


「大変長らくお待たせしました」を使った例文

・『大変長らくお待たせしました。ここからが本題です』
・『大変長らくお待たせしました。それでは、記者会見をはじめます』

「大変長らくお待たせしました」の返答や返信例

製品の発売、会見のはじまりなどで、大勢の前で述べられることがあり、その場合は返答しません。

個人的に述べれた場合も、返答しないことがあります。

返答するとしたら、待つことは何でもなかったという意を返すとよいでしょう。

長く待って不快になったかもしれませんが、そのことは顔に出したり、言葉にしたりはしません。

この後に本題に入るはずなので、相手の話を聞いたり、こちらから言葉をかけたりします。

まとめ

この言葉は、非常に長い間、聞き手を待たせてしまったときに使用をします。

待たせたことで相手に迷惑をかけることもあるので、謝罪の言葉を述べるのが望ましいです。

そして、できるだけ待たせないように努力をしましょう。