メールなどで「またお会いできる日を楽しみにしております」という言葉を使うことがあります。
この言葉の意味や使い方を分かりやすく解説していきます。
「またお会いできる日を楽しみにしております」とは?
はじめに「またお会いできる日を楽しみにしております」とは、メールや手紙で目にする機会が多いと思います。
「また会える」ことを「楽しみにする」ということから、普段は頻繁に会えない関係という事が推察できます。
このような事情から、この言葉はメールや手紙で目にする機会が多いのです。
末尾にこの言葉が書いてあるだけで、相手に対する好意を表すことができます。
また、受け取ったほうも、自分に対する好意を自然に感じるはずです。
「またお会いできる日を楽しみにしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「またお会いできる日を楽しみにしております」のビジネスでの使い方・使われ方は、どのようになるのでしょうか。
例えば、遠隔地の取引先に対してメールを送るケースで、本文の末尾に「またお会いできる日を楽しみにしております」ことがあります。
このように、メールの最後に使う事で、ビジネスライクで終わらない、読後の余韻を残すことができます。
ここで注意しないといけないのは、過去に会ったことがない人や、また明日にでも会えるような人に対しては使えない点です。
その場合は、別な表現で言い換えるとよいでしょう。
「またお会いできる日を楽しみにしております」を使った例文
ここでは「またお会いできる日を楽しみにしております」を使った例文を挙げていきます。
このように、文章の締めくくりとして、文末の表現として使うのが望ましいです。
逆に言えば、文中にあると違和感のある文章なので、注意が必要です。
・『それでは、またお会いできる日を楽しみにしております。』
・『最後に、またお会いできる日を楽しみにしております。』
「またお会いできる日を楽しみにしております」の類語や敬語での言いかえ
それでは「またお会いできる日を楽しみにしております」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「またお会いできる日を楽しみにしております」の類似表現
まず「またお会いできる日を楽しみにしております」の類語表現ですが、「またお目にかかるのを~」で言い換えることがあります。
「お会いできる」も「お目にかかる」も意味は同じなため、文章のトーンに合っているほうを任意で選んでかまいません。
「またお会いできる日を楽しみにしております」の敬語表現
次に「またお会いできる日を楽しみにしております」を敬語表現で言い換えた場合ですが「またお会いできるのを心待ちにしております」と言い換えることができます。
これは尊敬の度合いとしては同じ程度ですが、同じ敬語でも若干丁寧な響きの表現になるのです。
まとめ
これらのことから「またお会いできる日を楽しみにしております」という言葉には、自分の好意を自然に相手に伝えることができる効果があります。
ビジネスで友好的な関係を築き、継続していくためには、積極的に使っていきたい言葉でもあります。