この記事では「納品書のとおり」について解説をします。
「納品書のとおり」とは?意味
納品書に書いてあるそのままにという意味です。
「納品書」とは、サービスを提供したり商品を渡したりする際に、その詳しい内容を記載して購入者に渡す書類のことです。
ここには、商品名やサービス、個数、価格など、詳しいことが記載されています。
「とおり」には2つの意味があります。
ひとつは、だいたいのところという意味です。
「八分通りできあがった」のように、数量を表す語について使用されます。
もう一つは、そのままである意です。
この意味では「従来通り」のように名詞について使用されます。
「納品書のとおり」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、納品書を使用した際に用います。
自社の製品を購入した者に対して、その製品の商品名、個数、価格などを記載した紙を渡しました。
たとえば、この紙には製品の個数が10個、価格が50000円と記載されていたとします。
個数10個、価格50000円のままに製品を渡したとします。
そういったときに、この言葉を用います。
納品書に書いてあるそのままに製品を渡しましたという意味合いです。
紙に書いてある個数が10個なのに、実際に渡した個数が9個だったら、そのままではないので「とおり」とはいいません。
「とおり」で言葉を終えてしまうと意味がわかりにくいので、この後には言葉を続けます。
これからサービスや商品を提供するのか、すでに提供しているのかによって、後に続く言葉は変わります。
これから提供するのであれば「納品いたします」のような言葉が、すでに提供しているのであれば「納品いたしました」のような言葉が続きます。
「納品書のとおり」を使った例文
・『納品書のとおりにお渡しいたします』
「納品書のとおり」の返答や返信例
一般のお客さまに対して述べられているときには、返答をしない場合があります。
企業同士のやりとりの場合は、後に続く言葉によって返答の内容が変わります。
これから納品するという場合は、よろしくお願いしますの意を伝えます。
すでに納品されている場合は、確かに受け取りましたの意を伝えます。
商品などを受け取っている場合、その個数などに問題がないかを確かめてください。
もしも間違いがあったなら、すぐに連絡をして、製品を届けてもらったり、金額を訂正してもらったりなどしてください。
まとめ
この言葉は、サービスや商品を渡す際に主に使用をします。
商品などを渡す際には、その内容を詳しく記載した紙を使用することが珍しくありません。
この紙に書いてあることと違わないように、商品などを提供するよう気をつけましょう。