「落掌いたしました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「落掌いたしました」とは?
これは、対象となるものを入手した場面で使用される言葉です。
「落掌」は、「らくしょう」と読みます。
これは「落ちる」という動詞と「掌」という言葉で構成されています。
そして「掌」は「手」のことであり、ここでは「手に落ちること」を「落掌」と表現しているのです。
ここでの「手に落ちる」は、「手に入る」や「手元に来る」との意味になっています。
つまり、荷物や手紙などが手元に届いて入手する様子を「落掌」と表現できるのです。
なお、ここでは謙譲語を使い「落掌いたしました」と表現しています。
そして語尾には丁寧語を過去形にしたものを組み合わせているのです。
これらのことから、この言葉が対象となるものを入手した場面で使用されるものだと分かるのです。
「落掌いたしました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、上司にある資料の説明を実施していたとします。
そしてその資料は、つい先日顧客から入手したばかりのものだったのです。
このようなケースで、「この資料については、先日落掌いたしました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、入手したということを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「落掌いたしました」の表現方法に注意するべきです。
これは「落掌しました」に変更できます。
また、「落手致しました」や「入手いたしました」と言い換える方法もあるのです。
このように、同じような内容であっても、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「落掌いたしました」を使った例文
例文のように、前段に少し説明を加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『つい先日落掌いたしました』
・『お客様から落掌いたしました』
・『こちらから依頼して落掌いたしました』
「落掌いたしました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「落掌いたしました」の類似表現
たとえば、「落手いたしました」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「落掌いたしました」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「落掌しました」に言い換えできます。
まとめ
このように、対象となるものを入手した場面で、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
