「感心するばかりです」という言い回しについての解説です。
「感心するばかりです」とは?意味
「感心するばかりです」は、だれが見ても当然、感心するという意味です。
これは、するばかりという部分が、だれが見てもそうだという意味になるので、このケースにおいては、だれが見ても感心する様子を意味します。
というのもするばかりという言葉は、断定する際に使用し、○○するばかりだと言えば、だれが見ても恐らくそうだという断定が入ります。
だから、「恐縮するばかりです」は、だれが見てもその人は恐れているという意味になります。
ただ、「ばかり」はアバウトなことも「ばかり」というので、これについては日本語の難しさだとしか言えません。
「感心するばかりです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「感心するばかりです」は、ビジネスなどで、当然であると思える事態において、感心した場合に使用します。
なので、注意すべく点は、これは当然ではないという場合、「感心するばかりです」という言葉を使用しても相手はおそらく、なんで?と疑問を持つので、「感心するばかりです」は誰が見てもそうだという関心を示すことのみに使用です。
ただ、なんで?と思われても一応、馬鹿理ですという言葉のもう一つの意味である、アバウトな表現というものが通用するので、相手に何で?と思われても実はこの言葉自体は成立します。
「感心するばかりです」を使った例文
・『彼の働きぶりについては、感心するばかりです』
「感心するばかりです」の返答や返信例
「感心するばかりです」は、ばかりですという部分がアバウトなことを含むという意味もありますので、実はビジネスなんかでは、「彼の働きぶりについては感心するばかりです」とあっても否定してもよいのです。
例をあげますと、「そう思わないな、彼は働いているフリをしているだけで実際にはスマホで遊んでたよ」と言えば相手を否定する返事になります。
ただ、通常はこの言葉は、断言してそうだと言っているのですから、同意する側もそうだと言ってあげるのが優しさでしょう。
まとめ
「感心するばかりです」は、2つの意味がありまして、一つ目は、絶対にそうだという感心するという意味で、もう一つはアバウトに感心するという様子を見せる意味です。
なので、どっちに取られてもよいという場合に使用するとこの言葉はビジネスにおいてはかなり有効に作用するんですが、疑問を持たれていても会話が続いてしまう点が難点です。
というのも、馬鹿理という言葉は、絶対にそうだという断言の意味もあれば、アバウトに大体この程度だという場合にも使用するので、どっちともにとられるため、使用においては注意が必要になります。