「マター」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「マター」とは?
これは、「役割」や「担当」などを意味する言葉です。
これは英単語の「matter」がカタカナ言葉になったものになっています。
そして「matter」は、「問題」や「事柄」と翻訳される言葉なのです。
これをビジネスで使う場合は、「役割」や「責任範疇」とのニュアンスになる場合が多いと言えます。
つまり、「問題」という意味を少し拡大解釈したような使い方になるのです。
たとえば、「それは営業マターだと思います」のような使い方ができるのです。
これらのことから、この言葉が「役割」や「担当」などを意味するものであると分かるのです。
「マター」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある資料を作成していたとします。
そして一部は、営業部門に作成をお願いすることにしたのです。
このようなケースで、「この部分は、営業マターでお願いします」と伝えるとよいでしょう。
これにより、営業側の問題として取り扱ってほしいことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「マター」の表現方法に注意するべきです。
これは「担当」に置き換えできます。
また、「役割」なども類似表現と言えるでしょう。
また、「〜の問題として取り扱う」なども同じような用途で使用できる言葉になるのです。
このように、色々な表現を使って、同じような内容を表現できると分かります。
実際の状況に応じて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「マター」を使った例文
例文のように、前後に適切な言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『営業マターで対応願います』
・『開発マターで検討してください』
・『当社マターとして処理いたします』
「マター」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「マター」の類似表現
たとえば、「担当」が類似表現になります。
「マター」と「担当」は、同じような意味で使えるのです。
「マター」の敬語表現
これを敬語に言い換える手段はありません。
これを敬語にする場合は、組み合わせる言葉で工夫するべきなのです。
たとえば、「営業マターかと存じます」にすると、謙譲語を組み合わせた形になります。
まとめ
このように、「役割」や「担当」などを表現する場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、上手に活用するとよいでしょう。