「同封させていただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「同封させていただきます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「同封させていただきます」という言葉について説明していきます。

「同封させていただきます」とは?

郵便の封筒に別々の役割を持つ書類をまとめていれることが同封の意味で、履歴書と紹介状を同封するものということができます。

同封させていただきますという言葉の場合、発送する側が同封をするということで、送ってもらう側の依頼に答えたものか、自発的に行うかは「同封させていただきます」という言葉の意味には含まれていません。

郵便は別々に出すよりも同封の方が安く、手間も軽減できるため同封するというケースのほうがメリットが多くなっています。

「同封させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネスの場では複数の資料をまとめて送付するというケースなどで使うことがあります。

定額小為替を使用したサービスで端数の問題があった際は「余った代金分の切手を同封させていただきます」とするというケースもあります。

また、サプリメントの購入などでは宣伝や同社の製品のサンプルを「同封させていただきます」とするケースが有り、宣伝としての同封ということになります。

接客において使うケースはそう多くありませんが、封筒でパンフレットなどの書類を手渡しするというケースで使われないことはありません。


「同封させていただきます」を使った例文

・『当社のビタミンサプリメントのサンプルを同封させていただきます』
サプリメントの定期契約の客に使われるケースで、おまけ的に別のサプリメントを同封して送る際に使われます。

・『それでは、履歴書と職務経歴書に自己紹介の作文も同封させていただきます』
ハローワークなどで使われるケースで、必要な書類を確認する使い方です。

・『製品カタログも同封させていただきます』
ビジネスでの用例で、より広く商品を知ってもらいたいという意図で使われます。

「同封させていただきます」の類語や敬語での言いかえ

「同封いたします」「同封いたしました」「同封させていただきました」等が挙げられますが、「同封させていただきます」は押しが強くなく使いやすい言葉です。

「同封させていただきます」の類似表現

「まとめて送らせていただきます」
「一緒に送らせていただきます」
などとすることもできます。

「同封させていただきます」の敬語表現

「同封させていただきます」の時点で目上の人にも使える表現です。

「同封させていただきます」の返答や返信例

履歴書などを送ってもらう際は「よろしくお願いします」という意図を返すことはありますが、特に返答しない、届いてから同封を知るケースもあります。

まとめ

同封させていただきますという言葉は書類などをまとめて郵送するというケースで使われる言葉で、複数の役割の異なるものを送ることになります。