「ご一緒できれば嬉しいです」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご一緒できれば嬉しいです」とは?
「ご一緒する」は、「相手と行動を共にする」の意味で使用される言葉です。
ここでは接頭語の「ご」を付与しているため、相手への敬意を示す表現になっています。
また、「できれば」は、「できる」と「れば」で構成されています。
「できる」は実現可能であることを意味します。
そして「れば」は仮定を示すための言葉です。
これらを連結した「ご一緒できれば」という仮定表現に対して、ここでは「嬉しいです」を組み合わせています。
これは「嬉しいです」と述べることで、控えめな表現で相手に自分の要求を伝達しているのです。
このような遠回しな表現は、敬語表現はよく使用されるものであり、奥ゆかしさを表現するものなのです。
「ご一緒できれば嬉しいです」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご一緒できれば嬉しいです」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが大阪に出張することになりました。
すると、部長も同じ時期に大阪出張の予定があると分かりました。
このような場合には、「向こうでご一緒できれば嬉しいです」と述べるとよいでしょう。
これにより、あなたが部長に一緒にいることを望んでいると、相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する場合には、「嬉しいです」の使い方に注意しましょう。
「嬉しいです」は誤りではありませんが、平易すぎて幼稚な表現に聞こえます。
このような場合の常套句は「幸いです」や「幸いでございます」なのです。
状況に応じて適切な言葉を選択することをおすすめします。
「ご一緒できれば嬉しいです」を使った例文
「ご一緒できれば嬉しいです」を使った例文を挙げます。
そのまま単独で使用しても成立する言葉ですが、例文のように言葉を加えて使用してもよいでしょう。
・『現地で、ご一緒できれば嬉しいです』
・『途中まででも、ご一緒できれば嬉しいです』
・『今度の大阪出張は、ご一緒できれば嬉しいです』
「ご一緒できれば嬉しいです」の類語と敬語での言いかえ
「ご一緒できれば嬉しいです」の類語と敬語を解説していきます。
「ご一緒できれば嬉しいです」の類似表現
「ご一緒できれば嬉しいです」の類似表現には、「ご同行できれば嬉しいです」があります。
「ご一緒」と「ご同行」は少し意味が違う言葉ですが、同じように使用できる似ている言葉だと言えるでしょう。
「ご一緒できれば嬉しいです」の敬語表現
「ご一緒できれば嬉しいです」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご一緒できれば幸いでございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「ご一緒できれば嬉しいです」は、相手と一緒いることを遠回しに望むフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉なので、おぼえておくとよいでしょう。