みなさんは、ビジネスシーンで「かけがえのない時間をありがとう」という言葉を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方と注意点、例文や言い換えについて詳しく解説していきます。
「かけがえのない時間をありがとう」の意味とは?
「かけがえ」は、漢字で「掛け替え」とも表記され、「いざという時のために必要な物」といった意味合いがあります。
その「かけがえ」が「~のない」と表現されていることから、「かけがえのない」とは、「取り替えることが出来ない、代わりの物は存在しない」といった意味の言葉になります。
「時間をありがとう」は、相手からもらった時間、あるいは、相手と共有した時間のことを指しており、その「時間」の価値や大切さに対し、感謝を述べている言葉です。
つまり、「かけがえのない時間をありがとう」は、「何事にも代えがたい大切な時間を過ごせたこと」に対して、お礼を伝えている言葉です。
「かけがえのない時間をありがとう」の使い方や注意点
「かけがえのない」という表現は、何事にも代えられないような大切な物事に対して使われる言葉です。
例えば、「かけがえのない命」や「かけがえのない友」などが挙げられます。
ですから、「かけがえのない時間」という言葉には、「とても貴重な価値」というニュアンスが込められていることが分かります。
また、お礼を伝える言葉が「ありがとう」であることから、比較的カジュアルな場面、親近的な関係、あるいは、同世代間などで交わされているコミュニケーションであることが伺えます。
「かけがえのない時間をありがとう」の例文や言い換え
・『恩師よりご指導いただいた3年間は、かけがえのない時間でした』
恩師や先生に教えてもらえた経験は、とても貴重でかけがえのないものです。
これからの人生に生かしていくことが、恩師や先生への恩返しとなるでしょう。
・『唯一無二』
「ゆいいつむに」と読み、「たったひとつしかない、代わりのない」という意味があります。
「かけがえのない」と同意語や類語として、活用することが出来ます。
「唯一無の存在」や、「唯一無二の親友」などがとてもよく使われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「かけがえのない時間をありがとう」は、人生の中でも特に価値のある、有意義な時間を過ごすことができた場面で使われている言葉です。
人生における「時間」は“有限”であり、一度失った時間を取り戻すことは出来ません。
だからこそ、価値のある貴重な時間を過ごせるというのは、とてもしあわせなことであり、感謝すべき経験となるわけです。
ビジネスシーンはもちろんのこと、日々の暮らしの中でも「かけがえのない時間」を得られた場面では、心から感謝を伝えるようにしたいものです。