この記事では「こちらにご投函願います」について解説をします。
「こちらにご投函願います」とは?意味
投函をするように求める言葉です。
「こちら」は、話し手に近い方向、話し手のいる場所やその方向にある場所、話し手の近くにあるものを指します。
「ご投函」は「投函」を尊敬の意を表す言い方にしています。
他人の行動を表す言葉に「ご」をつけると、尊敬の意を表す言い方になります。
この場合は、投函をする人を敬っています。
「投函」には、郵便物をポストに入れることという意味があります。
「願います」は、そうするように求める意を表す言葉です。
「こちらにご投函願います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、どこに投函をすればよいのか知らせるために用います。
ある人が「これはどこに出したらよいのでしょうか」と郵便物を差し出しながら尋ねてきました。
話し手のいる方向にポストがあるので、そこに投函をして欲しいです。
そのことを伝えるためにこの言葉を使用します。
「こちら」は、話し手に近い方向や話し手の近くにあるものを指す言葉です。
そのため、投函をする場所は話し手の近くにあります。
遠くにある場合は「あちら」という言葉を使います。
遠くにある場合は言葉で伝えるだけではわかりにくいので、可能ならばその場所まで案内をするとよいでしょう。
案内をした方が親切です。
「ご投函願います」は「ご投函をお願いします」「ご投函をしていただけますか」など、いろいろな言い方ができます。
問いかけの形にすると強制している印象が和らぎ、「そうするように」と穏やかに伝えられます。
「こちらにご投函願います」を使った例文
・『恐れ入りますが、こちらにご投函願います』
「こちらにご投函願います」の返答や返信例
投函をする場所を示してくれているので、その場所に投函をします。
教えてくれたことへはお礼を伝えましょう。
すぐ近くに投函する場所があるので、どこに投函をすればよいのかわかるはずです。
しかし、「こちら」が示す場所がわからないときは、その場所まで案内してもらうとよいでしょう。
この言葉を伝えているということは、相手が代わりに投函をしてくれることはなく、自分でやらなければならないということです。
自分でその場所まで行って、投函をしてください。
特に大切なものの場合は、他人にそれを渡すと危険なので自分で投函をするようにします。
まとめ
この言葉は、どこに投函をするのか伝えるものです。
話し手の近くにその場所はあります。
何かをお願いするときの言葉には「願います」以外にもいろいろとあるので、状況にあった言葉を選んで伝えましょう。