「手伝ってもらう」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「手伝ってもらう」とは?
「手伝って」は「手伝う」の連用形です。
そして「手伝う」は、「誰かの仕事などに手を貸して、一緒に取り組む」ことを意味します。
ここでは「手伝ってもらう」として、「もらう」と組み合わせて使用しています。
「もらう」は、誰かの行動により、自分がプラスの影響を受ける場合に使用する言葉です。
ここでは「手伝ってもらう」としていることで、相手の「手伝う」行為が、自分にとって何かしらの好影響を与えるとの意味を含んでいるのです。
なお、この言葉は敬語表現にはなっていないので注意しましょう。
目上の人などに使用する場合には「手伝っていただく」や「お手伝いいただく」などに言いかえて使用する必要があるのです。
「手伝ってもらう」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「手伝ってもらう」をビジネスで使用する場合、どんな使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが資料作成していたとします。
その資料は今週末に提出期日が迫っていました。
しかし、資料の進捗は悪く、このままでは間に合わない見込みだったのです。
その状況を上司に報告したところ、どう対処するつもりなのかを問われました。
このような場合には、「部下に資料作成を手伝ってもらうつもりです」と述べるとよいでしょう。
これにより、部下に手伝ってもらうことを、上手に相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する場合は、敬語表現に注意しましょう。
手伝ってもらう相手が目上の人だった場合には、敬語に言いかえる必要があります。
たとえば、「手伝っていただく」や「お手伝いいただく」などに言いかえできるでしょう。
相手や状況に応じて、上手に使い分けることをおすすめします。
「手伝ってもらう」を使った例文
「手伝ってもらう」を使った例文を挙げます。
例文のように、誰かに力を貸してもらう事を表現して「手伝ってもらう」を使用すると、自然な文章表現として利用できるはずです。
・『後輩たちにも、手伝ってもらう予定です』
・『このような仕事は、手伝ってもらうまでもございません』
・『簡単な内容ですので、手伝ってもらうにはおよびません』
「手伝ってもらう」の類語や敬語での言いかえ
「手伝ってもらう」の類語や敬語を解説していきます。
「手伝ってもらう」の類似表現
「手伝ってもらう」の類似表現には、「協力してもらう」があります。
「協力」も力を合わせたり、力を貸すことを意味しますので、同じような言葉として使用できるのです。
「手伝ってもらう」の敬語表現
「手伝ってもらう」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お手伝いいただく」に言いかえできます。
まとめ
このように「手伝ってもらう」は、誰かに力を貸してもらうことを表現するフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。